岩千晶のつれづれ日記

教育工学を専門とし,高等教育における学習環境デザインに取り組むママ研究者の岩千晶が気の向くままに書いている日記

京都大学と台湾大学との遠隔講義

2005年10月14日 | Weblog
京都外大の村上先生に紹介していただいた「京都大学と台湾大学との遠隔講義」を見に行った。この授業は一般教養の授業でeラーニングを使いながら、eラーニングについて考えて見ましょうというもの。

LMSや遠隔講義システムが円滑に使われていたのはもちろんのことだが、私が一番印象に残ったのは、遠隔講義システムを技術側としてサポートする院生と、教育側からサポートする院生が協力して講義を支援していたこと。

うちのプロジェクトの場合、理系と文系はぱかーっとわかれていて、一緒に研究をすることはほとんどない。(そういうお金がないという問題もありますが)京大の場合は、例えば、遠隔講義で活用できる自動カメラ追尾システムをつくる人たちと教育的な面から遠隔講義の効果を評価する人たちが一緒にわっきーあいあいと研究を進めていらっしゃってた。非常に良いなと思った。

こういうことがうちの大学でもできれば…そういうことしている人探してみよ。


遠隔講義を見た後は村上さんとイタリアンで昼食。生協とは思えぬおしゃれなレストランでした。「カフェカンフォーラ」とかいう名前だった。妹の情報によると、京大の吉田寮の人たちが、この「カフェカンフォーラ」と言う名前は生協に適していないとして、「今日からこのカフェは食堂あけぼのに変わります」といってチラシやら垂れ幕やら作ってたらしい。おもしろすぎる。そういう学生もっとおったら、うちの大学もたのしやろな~