ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

よく学び、よく遊び、よく働き、よく遣え

2014-09-15 | 息子通信
タイトルがそのまま、さいらん家のモットー
それを地で行っている子どもたち


長男・温(20歳)は3週間の台湾での中国語研修を終え
(マンツーマンの個人レッスンを1日6時間×15日=90時間
よく学び


ただいま北海道を2週間以上かけて旅行中
今日はこんな写真が届きました。



ため息もの~=3

よく遊び


帰ったら新学期までにアレコレのバイトで
北海道旅行費を取り返すんですと
よく働き


そして旅行中だというのに、
「ママかパパの口座で僕のボーナスボンドを買ってくれませんか?」
というメール


ボーナスボンドとは四大銀行のANZがやっているユニークな投資手段で
一口20ドル(1,800円)を投資し、抽選に当たれば最大100万ドル
という、元本をすらない宝くじのようなもの


無利子なのでただ預けているだけですが、当たらなければ
そのまま何度でも抽選の対象になります。


宝くじやロトなど純粋な賭け事なら、外れれば紙くずですが、
ボーナスボンドは元本がずっと残り、解約したければいつでも可。
元本をすらない宝くじ+利息のない預金
とも言えますかね?


NZは今年3月まで丸3年史上最低金利が続いていたので
「わずかな利息を狙うんだったら(利息にも課税されるし
ボーナスボンドで夢に投資
というわけです。賞金は非課税です。


温にも名古屋に行く前に絶対やっておくことの一つに、
「ボーナスボンドの口座開設
を勧め、本人も郵便局に出向いて口座を開いてきたのですが、
出国に当たり口座管理料が取られる銀行口座を閉鎖したため
ボーナスボンドの口座が使えなくなっていました。


それでも、旅行中にボーナスボンドからメールが入り、
「そうだ
と閃いたようで、わざわざ北海道から連絡してきました。


こういう話には膝を打って反応しちゃう親たち
これから毎月共同で同額を積み立て、
当たったら山分け
ということで話がまとまりました。
(※金額が大きい方が当たるチャンスが高まるので)
よく遣え
ってことで。



このやり取りを耳ダンボで聞いている善(17歳)
こっちは国の補助金の対象になる18歳からキウイセーバーを始め
20代でのマイホーム取得に邁進するよう


これも
よく遣え


美味しいものを食べたり旅行に行ったりの
消費も大事
努力とリスクの
投資も大事


そんなモットーは以前メルマガ「西蘭花通信」にも書きました。
Vol.0581   ~消費と投資:消えるか増えるか~
Vol.0582   ~消費と投資:消費と投資:CELTA~


けっきょく、CELTA取得への親の投資はすでに回収済みで
(この辺の経過はコチラでも)
温は親への返済期間中、2万円の仕送り減を乗り切り、
毎月7万円+アルバイト代で生活していました。


3年生になる今月からは、善が年明けから大学生になることもあり
仕送りを本当に7万円に減額させてもらい、あとは本人任せ。
今の調子なら年2回の台湾での語学研修も続けられるでしょう。


「卒業までに交換留学生として第三国へ
という計画もあり、1、2年生でめいっぱい授業を取っていた関係で
3年生は週休5日なんだそうです
(※諸般の事情で交換留学は見送ることに)


鬼のようなバイトとインターンシップが待っていそう
なにがどうなるのか、楽しみー


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