ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

家を見せないで売る時代

2021-01-27 | 不動産投資
『お化け屋敷』と呼ばれて
いた物件がオークションで
180万ドル、日本円にして
約1.5億円の値が付いた
というのでニュースに。



事故物件なのかと思ったら
なんのことはない高齢者の
夫婦が住む、普通の住宅
築100年以上の3部屋物件。


この家にはアンティークの
ディーラーだったご主人が
貯めこんだものが満杯で、
「家の中は見せない
という条件で売りに出され、
下見は庭を見るだけでした。


売主は家には価値がないと
見切って、再開発需要に
賭け、まんまと大成功


を見せないで売る時代
つまり、最初から土地の取得
だけを目的にした取引が成立
する時代がやってきたのか


この物件のエリアは6階建て
への再開発が可能だそうで、
最初から取り壊しを前提に
していれば、上物などもはや
どうでもいいのでしょう


今までも土地取得目的での取引
はあり、不動産デベロッパーの
友人も懇意にしている不動産屋
に声を掛けてもらっては、家か
売主に“訳アリ”の家を取得して
きていましたが、今回の物件の
場合、家の中を見せないまま、
誰でも参加できるオークション
で取引が成立したということが
新しい時代を予感させました。


アフターコロナに南半球再評価

(※また出てくるこの写真)
が起きるのではないかと思って
いる矢先での、こんな取引


不動産、金利、株、為替・・・
しっかり見ていかなきゃ



この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 78人に1人がコロナ感染 | トップ | ボディー備忘録2021:育尻か... »

不動産投資」カテゴリの最新記事