ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

羽ばたくZ世代

2022-04-05 | 息子通信
何かと不遇な世代の代名詞に
なることが多い、ミレ二アル
(Y世代、1981~96年生まれ)
を追って、ただ今続々と労働
市場に出てきているのが、そ
の次の世代を担うズーマー(Z
世代、1997~2012年生まれ)


次男は1997年生まれで新世代
の先頭を切っているせいか、
本人にもズーマー意識が強く
言動もなかなか斬新で面白く
新世代の息吹を感じます


ズーマーとも呼ばれるほど、
生まれた時からネット環境が
あったデジタルネイティブ。


ソーシャルメディアを使いこ
なし、英語を通じて幼い頃か
ら自然に世界と渡り合う世代


次男たちを見ていると『グロ
ーバル化』という言葉が、な
んと古臭く感じられることか


「検索してたら新聞におもし
ろい話があって、ずっと読ん
でいったら最後にアメリカの
新聞だってわかったんだ~」
と中学生ぐらいから言い始め
親は外国語の壁を感じない英
語ネイティブの感覚を朧げに
想像して羨むばかりでした。


ズーマーのもうひとつの特徴
はモノより経験重視の姿勢。
環境意識も高いのでマイカー
はいらず、旅行や海外に出て
見聞を広めることに熱心で、
気に入ればそこに住むことに
もやぶさかではないとか


そんな世代が働き始めたので
すから、コロナで規制されて
いた海外渡航が自由になれば
キウイの頭脳流出が加速する
と懸念されていたことが、ま
さに今現実になっています。


すでに身の回りでもコロナ禍
の中、2人が渡豪して仕事を
始めており、次男の大親友も
来月には渡英するそうです


人手不足のオーストラリア企
業がキウイの新卒を直接リク
ルートし始めているという話
もあるぐらいで、実務経験が
数年あるZ世代はさらに引く
手あまたなのかもしれない


高校時代の仲間3人も海外へ



次男自身もコロナ前に定住目
指して一度は外に出た身

コロナで計画が変わっても、
いまだにその気は満々です


頭脳流出という言葉もまた、
『頭脳はここに留まるもの』
ということを前提とした、古
臭い概念に思えてきました。


流出ではなく羽ばたくZ世代
(👆親はあきらめの境地です)



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