ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

キウイの大人の遊び方:ボート編

2016-10-27 | 移住生活
「ねぇねぇ知ってる?ボートのタイムシェアみたいなのって。」
タイムシェアとは別荘を数人で買ったり借りたりして
費用を分散しながら、みんなで楽しむ方法です。


「ボートのタイムシェアとはいいアイデアね。」
「知ってる!友だちがやってるって聞いたわ!」
「シティーのどっかで申し込むんでしょ?」
みんな遊びの話となると、反応あるある(笑)


友人の知り合いがけっこう大きなボートを持っていて
裏庭に停めているものの使うのは年にせいぜい3回
でも免許の更新だ、いわば車検(船検?)で年間経費が
8,000ドル(60万円)ほど

これぐらいの釣り船だったらもっと安いんでしょうが。


奥さんがブツブツ言ってもご主人はボートを手放す気がなく
何年か経ったときにタイムシェアの話を聞いて
奥さん主導で飛びついたそうな


ボートの大きさはわかりませんが5人でシェアして
年間費用は1人5,000ドル。
ボートを所有している訳ではないので、修繕費等の費用は
レンタル会社が責任を負い、借りている人には発生しないとか。
全員が5週間ごとに1回、年間10回利用でき、予定が合わなければ
仲間同士で使う日を交換しあったりできるそう。


ギア(用具類)を毎回持ち込んで持ち帰るのは面倒ながら
ボートに置きっぱなしのときよりは整理整頓するようになり
ご主人は修繕負担と奥さんからのプレッシャーから解放され
奥さんも裏庭のボートをいまいましく見なくてよくなり
何よりも海に出る回数が増えたんだそう
(※順番が回ってきて行かないと、もったいない気になるらしい)


「それでも釣ってきた魚のバカ高さには変わりないけど
夫婦で納得できるところに落ち着いたみたいよ
「5,000ドルも払うんだったら喜んでスーパーの魚を買うけどね
という1人に全員が
深ーーくうなずく(笑)


私も釣りの話を聞くたびに、
「夫にそういう趣味がなくてヨカッタ
と胸をなでおろすほう。


でも、そういう趣味があるキウイは50代だろうが60代だろうが
あきらめないんですわ
暗いうちから起き出して
天気を確認して
ギアを積んで
ボートを出し

とにかく出航


釣果がなければスーパーでこっそり買い
(※っていうスーパーのCMがありましたよね(笑)?)
あったらあったで冷やしたりさばいたり
(※NZでは断然こっちらしいですが)
どっちでも大変


奥さんになんと言われようが、時には夫婦で時には親子で
大海原に漕ぎ出していく人たち

(※今の時期、週末ともなるとマリーナから船が出る出る


オークランド一はやっぱりここなのかな?

歴史的建造物にも指定されているボートの格納庫


別荘のタイムシェアもなにかと人気。

こういうのから


こういうのまで

いろいろあるのがキウイ式


さいらん家もぜひいつか
(※と言いつつ早幾年


にほんブログ村 海外生活ブログ ニュージーランド情報へ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 移住生活へ


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« キウイの大人の遊び方 | トップ | ニューカレドニア行:あの世... »

移住生活」カテゴリの最新記事