ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

残された時間

2020-12-12 | スピリチュアル
NHKの「SONGS」に松任谷由実
が出演した再放送を観ました。


ニューアルバムのタイトル曲と
なった「深海の街」に本人の弁
だった浮遊感が強く感じられ、
そこに本人がいない
というのが浮遊感の理由なのか
少し離れた位置から見守って
いるように感じられました。


番組の対談の中で本人の口から
「100年後に日本があるか判らない。
日本語があるかも判らない」

という言葉が飛び出したときに、


英国の「車椅子の天才物理学者」
スティーブン・ホーキング博士
が、人類に100年以内に地球を
脱出して宇宙へ移住するよう
唱えた時と同様の衝撃を覚え、
私の中で100年が固定したか
のような感覚に陥りました。


私たちが100年後の世界を見る
ことはないにしても、コロナ
よりももっともっと過酷な未来
をユーミンは見ているのか?
だから未来を担っていく人たち
を応援する歌を作ったのか?


過去の歌詞でも見えないはずの
世界が見えているとしか思えない
内容やスピリチュアルな世界を
知ってから歌詞の内容を理解
することが幾度もあったので、
状況がリアルに感じられました。


持ち時間はあと15年の記事で、
人生を後ろから考えた方が
現実的で効率よく物事が運ぶ
ような気がします

と漠然と言っていた自分の言葉
が、ますます輪郭を持つようで
身が引き締まる思いでした。


こんなに美しい光景と営み



未来永劫に続いてほしい

と願いながらも、私たちは
残された時間を生きている
のかもしれないと思うと、


目にするすべてが愛おしく
愛しか残らない
と唱えるユーミンの気持ちに
近づいていくようでした。



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