ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

囲い込み法案

2019-01-07 | 不動産投資
新年早々目を引く記事
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━
というより、
クル━━━━(゚∀゚)━━━━


労働党が前々から提案し、政権を取った現在、
いよいいよ立法化に向かいそうな
囲い込み法案
(Ring-fencing legislation)
名前からして物議を呼びそう(笑)


現状ではローンを組んで住宅投資をしている場合、
ローン金利や修理などの経費が賃貸収入を上回り
投資が赤字になっている場合、勤め人の給与など、
いわゆる本業での所得と相殺することができます。


単純に言えば、年収が2人合わせて10万ドルの夫婦が、
賃貸物件を持ち、そちらでの赤字が年間2万ドルなら
最終所得8万ドルとして申告して所得税を払います


投資をしないで10万ドルの所得だけを得ているよりも、
投資をして最終所得を8万ドルにする方が節税効果があり、
世に言う「パパ&ママ投資家」たちがリスクを負ってでも
不動産投資に出るのは、こんな事情もあるからです。


しかし、囲い込み法案が成立したら、相殺ができなくなります。
上の例でいけば、投資での赤字がいくらでも10万ドルに対し
所得税がかかってきて、節税効果が剥落します。


現状では法案も定まっていないので、対象が誰になるのか、
(※すでに所有している人も含むのか、新規に購入する人なのか)
累損の扱いをどうするのかなど不明な点ばかりです。
(※赤字は将来的な利益と相殺されるもよう)


立法化に向かえば、不動産相場に影響が出るかも
オークランドで今以上に価格の下落が進めば、
自宅を買いたい人には、買い場が来るかもしれないし、
(※政府はそれを狙っているんでしょうが)
投資したい人にも、買いやすくなる場合もあるだろうし、
どうなるのか動向を見守っていきたいです



ただ今、ペンキ屋ソーに頼んで家のあちこち塗装中
ついでに気に入っている鏡のフレームも塗ってもらいました。

木陰に干してあったので思わずパシャリ


元はブルーだったのですが、

今の気分だとニュートラルなホワイト


さすがプロ

鏡が汚れることなくキレイなもんです。
ありがとう