ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

タラナキ行:ワンガヌイのコーファイ公園

2014-02-10 | 旅行
実に2週間ぶりになってしまいましたが、
タラナキ旅行記スタートです。
(※2月中に終えなきゃ


トンガリロをあとにした後、

国道4号線を南下して



南下して



南下して



大きな川に出ました。




この大きさということは

ワンガヌイ川


あーっ

蒸気船が走ってるぅ


クルマから飛び出して写真撮っていたら、夫が隣でボソッと

「あんなに煙が出たら、顔も服も真っ黒だろうなー」



・・・・・




・・・・・




・・・・・




イケイケ妻とは真反対の




ネガティブさ



キレイ好き+船に弱い
ときてるから、二重にダメ出し


確かこの蒸気船観光、グラブワンで半額券出てたんですよね。
よかったー、買っとかなくて。
「1人で乗ってきたら?ボク待ってるから」
とかフツーに言われそうでした
(※2人分買って1人しか乗らなかったら半額の意味ないってば)


しゃあない、

いつか1人で乗るか


確かにワンガヌイ到着です。

ワンガヌイ・ボート・クラブ
だそうです。



えぇぇぇぇぇえ

地中からタコ



ではなく、



ここ知ってるー



来たことあるー


そうか、ワンガヌイだったのかぁ



前回来たのは2006年

当時のタコ
全く一緒です。


あのときのこれも



このとーり

健在


ウェリントン・セブンスを観に行った帰りに立ち寄りました。

当時の海賊船
確か子どもたちがよじ登っていたような?


今の海賊船

あまりにも変わっていなくてオドロキ


こんなに立派なお城もあります。

それだけ完成度が高くてしっかりできている証拠です。


当時12歳と9歳だった子どもたち

特に善は大喜びで遊んでましたっけ


今もあるカボチャのお店



ウェリントンからずっとクルマの中でじーっとしていたので

解放されて思う存分遊んでいました。


当時のワンガヌイ川

公園の目の前です。


今のワンガヌイ川

この変わらなさがいいんでしょうね。


NZは変わっちゃダメ

変わったらNZじゃなくなっちゃう

と、いつも思います。


この時間が止まったような



ほのぼのとした時代をそのまま受け継ぎ



今でもそんな日々が送れてこそのNZでは?

当時もあった時計台


もちろんまだあり、プレートによれば

1963年寄贈
築51年
私とほぼ同じ年。


・・・・ということは、私の年代の人はこの公園で遊び

(※トイレもこんなに芸コマです


その子どもや孫(NZなら私の年齢で孫はアリですよ~)も

ここで遊んでいる可能性


三世代に全く共通する幸せな子ども時代の記憶って

なんだかとっても尊いものに思えます。


不変の象徴のような

ワンガヌイ川の悠久の流れ





NZに出会うまでは、変わっていくことが進歩だと信じていました。





でも今は、変わらないことのありがたさが身にしみています。
進歩の度合いが少しぐらい、いやかなり遅くても、
「10年経っても、20年経ってもこんななんだろうな。」
と思える安心感は何ものにも勝ります。



これから何世代も何世代も、このコーファイ公園で共通の思い出を
培っていけるようにと、つい願ってしまいます。


息子たちもほんのひと時といえども思い出を共有できたのは幸いです。
帰ってからこの公園の話を善にしたら、しっかり覚えていました。
いつか孫を連れて訪れたときに、私たちも子どもたちも孫たちも
感動できるといいなぁ



NZ最高の公園
ある意味、本当だと思います。
小学校低学年だったら、ここだけで夏休みが終えられそう(笑)
友だちが集まって、遊んでも遊んでも足りないぐらい


感慨深い思いで前回立ち寄らなかった市街地へ



(つづく)