ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

今週のドライブ&散歩部:ワンツリーヒル

2013-04-07 | 西蘭家散歩部
意外にも大中華圏が広がっていたマウントアルバートを後に向ったのは、

ワンツリーヒル
観光客のメッカでも、住んでいるとなかなか行かない場所。


一番下のプラネタリウムのある所からテクテク歩いて登ってみました

周囲は児童公園になっていて、フライングフォックスをする女の子。
おばちゃんもやってみたい


まったく風のない穏やかな陽気。

雲がプカプカ浮いているばかりで動きません。


ここは火山灰のせいなのか、風水がいいのか、

とてつもなく大きな木がたくさんあります。


多分、そのどっちもなんでしょうね。



かつてはパ(Pa)と呼ばれるマオリの集落だった場所。

頂上に酋長(チーフ)が住み、血縁や位の順に下へ下へと住んだよう。


今はヒツジがつけた獣道が毛細血管のように走っています。



かつてはここに家や垣根や畑があったんでしょうね。



恋人たちの石の落書き



これ小石ではなく、噴火で飛んできたかなり大きな石です。



「あの石を運ぶだけでも大変だよな。ボクには絶対できない

と断言する夫
(その性格よく知ってるし、私もいらないから~)


人のを崩しては自分のを造り・・・・

と延々に繰り返されているんでしょうね


頂上までの最後の坂道

「これをレフリーのトレーニングで10本走らされた
と言う夫。
ごくろーさん
(でも昨日は走ってくれませんでした。見たいんですけど)


マヌカウ方面

サウスは熱いよ


ランギトト島

ノース


マウントウェリントン

イースト


マウントロスキル???

ウエスト


頂上のオベリスク

到着
ここまで20分ほど。


着いた瞬間は犬を連れたキウイ1組以外は、

またまたインド系&中華系オンリー空間でした


青春

な眺め。


帰りは舗装された道ではなく、適当に下りて行くと、

こんなもの発見


落雷を受けた

松のよう。


新芽も吹かないところをみると、あまりのショックに

根まで死んでしまったのでしょう


中に入れるほどの大きさ。

焼け焦げてまっ黒でした。


通りかかった人によると、

落雷後上の部分を切り落として、ヘリコプターで運んだんだそうです。
確かに道もないのでトラックでは運べません。



草原は

NZらしいヒツジのいる光景。


ここのヒツジ、人馴れしていて、

人に向って歩いてきたり、走ってきたり。


フツーに通り過ぎていきます

怯えるか弱き小動物じゃなかったの


ヒツジが草を食む間にポツンポツン立っている木。



根元がかなりねじれているのもあります。

てっきりNZ原産の何かの木かと思っていたら、


なーんとなんと

オリーブ
でした


なんでも19世紀に5000本植えで商業化しようとして、みごと失敗
今でも200本ほどが残っているそう。
確かに小さな実で品種が合わなかったようです。


私にとってNZのオリーブといえば、

ボンベイヒルのレストラン「ブラク」のオリーブ園


そんなに大きくならない木だと勝手に思っていましたが、



実を摘むことを前提に剪定しているのか、そういう品種なのか?



こんな3階建てぐらいの高さのオリーブは

初めて


場所によっては

植樹していました。
ヒツジの日除けにもなりますよね。


のんびりゆっくりでも〆て1時間のお手軽コース。
また行きたいと思いまーす。


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