ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

この顔にピンときたら

2012-12-05 | アジア・中華・香港
・・・・って、日本の指名手配じゃないですが

この顔にピンと来たら


はい、これで~す


中華スーパーやノッシュでおなじみの葉物野菜のブランド
フレッシュ・グローワー
「青果生産者」って、ちょっとまんますぎる名前なのは置いといて・・・・


「親子か

と思うほど、イラストが若いのも置いといて・・・・


新聞のおかげで、このアレン・フォンさんが誰なのかやっとわかりました。
「オークランドで野菜といえば!」のプケコヘの、3代目青果業者でした。


NZの野菜といえば、基本、山積み。
スーパーでも八百屋でもその中から自分で選んで袋に入れての量り売り。
包装ナシが安さの秘訣


・・・・と言いたいところながら、スーパーの野菜はさして安くありません。
(ついでに言うと、鮮度も????)


大量仕入れなのでいつも山のようにありますが、冷蔵でどんどん乾燥し、
ニンジンなんか白っぽ~くなってしまうほど
回転が速い店でないと、山積みの分、下の方は重みで痛みも早そう。
店内にどれぐらい並んでいたかで、持ち帰ってからのもちも違います。


なので、実はムダも多そうなんですよね~


そんなところに登場したのが、フォンさんの袋入りスピナッチリーフ。
ここ3年ぐらいのことだと思います。
最初はただのチャック付きの袋に入っていて、
「洗っただけで食べられます」
と、そっけないメッセージがシールでペタっ
生産者の名前もなにもありませんでした。


でも、そこにぎっしり詰まったベビーリーフが異様~においしく、
存在を知って以来買い続けてきました。


そのうち、顔のイラスト入りの袋になって、
「やっぱりね~
のアジア人オーナーでした。


300gのベビースピナッチとなると、その葉っぱの数だけでも半端なく、
これを刈って、茎や黄色い葉っぱは除外してと検品の水準維持は必須。
電子部品でも車の組立てでもホイホイやっちゃうアジア人には朝飯前でも
「キウイの発想じゃないな
と密かに思っていたのです。


1袋の枚数が相当あるので、品質に加えてコスト管理も厳密にしないと。
(手作業ですから人件費が、かーなーりかかるはず)
この辺も、作って卸すだけのキウイが弱そうなところ
さらに、冬場でもほとんど価格が上がらないこの経営手腕


コス・レタスもかなり彼らが仕掛けているようで、
納得まくり~

シーザーサラダには欠かせません


今年に入ってよく見かけるようになった、

黄緑や紫のブロッコリーも彼らの商品のよう
記事にもあったけれど、白ワイン・赤ワインのノリ?


スーパーでスズメがつついていた普通のブロッコリーよりも、

かーなーり色が鮮やかです。
レストランや寿司店(日本人経営ではないとこでは?)に売れているそう。
個人的にはブロッコリーは深い緑であってほしいですけどね


で、フォンさんの畑は、

こんなに、カラフル


今のところ、スピナッチリーフは中華スーパーのリムかノッシュで購入
リムは室温平置き
ノッシュは冷蔵ケースの中 
値段はまず同じ。
(最近がんばっているノッシュ


冷蔵だと袋に湿気が溜まり、葉っぱがビニールにペタっとくっつくことも。
出荷からずっと室温保存だとこの問題がありません。
しかし、冷蔵していない分、鮮度は売れて行くスピード勝負



かーなーりの確率で、



リムに軍配
(ノッシュはもっとがんばって!←アジア人消費者は厳しよ~)


この夏もコスやスピナッチリーフにはお世話になります
善(15歳)なんか、スピナッチリーフだと無言で食べ続けますから~


フォンさん、よろしく~

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