ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

ウェルズフォード・デビュー

2011-05-22 | ラグビー・ヨガ・スポーツ
昨日行ってきた
ウェルズフォード・ラグビー・クラブ

オークランドから1時間ちょっとの場所、ノースランドの入り口です。


なーんと、木製のポール(普通は金属)

相当高い木をここまで削りに削って作ったと思われます


とてもキレイなグランドでノースランドのクラブとしては最高とか。

12年前に市政府の肝いりで排水から完全に造り変えたそうです。
前日に雨が降ったというのに、水溜り一つもなく完ぺきなコンディション。


クラブハウス前の大きなデッキ以外にも観客用のベンチがあって、

子ども用の公園もあります。


NZの秋といえば、

紅葉したプラタナス


得点はマニュアルで。この窓から係がのぞいて・・・・

前を歩くこの人は
あとから登場します


おー、やってる、やってる~

ホームのウェルズフォードvsミッドノーザン


地方のクラブチームの試合を観戦しに遠路はるばる・・・・

やって来たわけではありません



なーんと、夫の記念すべき、

プレミア(NZラグビーのアマチュア最高峰リーグ)デビュー


「いつかはプレミア

と夢見て、


雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ、

野次ニモ負ケズ・・・


苦節5年

とうとうつかんだ、このチャンス


「でも、なんで所属するオークランドじゃなくてノースランドなの?」

ハイ、そうなんです


これは「エクスチェンジ」と呼ばれる制度で所属外の地域で笛を吹き、
修行して来い
というもの。まずエクスチェンジに選ばれるまでが大変~


さっきの巨体の男性はノースランドの正式なレフリーでした

左はノースショアからのエクスチェンジ・レフ(リー)。
ナイスな2人は線審でした。


ハーフタイムにノースランドのレフリーコーチに指導を受けているところ。

元校長先生だそうで、とても穏やかで後輩の育成にもとても熱心。


ついでにチームのコーチもやって来て、

「反則をもっとよく見てくれ!」
と直訴。
(でも彼のチームの方が反則が多いので、厳しくしたら大変なのだ


実はミッドノーザンの10番は、元ケーンズでノースランドの大スター

デビッド・ホルウェル
(このリンク、違うヒトの写真もいっぱいありますが


夫が最も好きなプレーヤー
(サインも持ってます

タニファ(ノースランドのニックネーム)のセンチュリオン!
(100試合以上出た重鎮)


キックも全部決めて(カーターより正確よ~ん



試合中も指示飛ばしまくりで、まるでプレイヤー兼コーチ

若手の精神的支柱です。


最後は33対27で、

ホルウェル率いるミッドノーザンの勝利(2キック差でした)


試合終了

選手同士のハイタッチは子どもも大人も一緒。


夫は試合後もコーチとおさらい~

最後の最後にグランドを離れました。
長い1日、ご苦労さん
プレミア・デビューおめでとう


偶然写っていたのですが、夫の向こう側の濃いキャラの人は?

この風貌+杖、長靴+この決めポーズ

ご当地マオリのおエラいさんだったようで、試合後の飲み会の〆は、
彼のマオリ語での挨拶でした~


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