ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

ピッピの命日

2010-09-18 | ペット・動植物
3年前の今日、午前1時44分に愛して止まないピッピが旅立ちました。

生涯初めて知る喪失感に茫然自失となりましたが、あれから3年の月日が流れ、今では肉体の有無を問わず、『ピッピがいる』ことを頭から信じています。

チャッチャがいつも以上に深く深く寝ているときは、
「ピッピが来ているのかな?」
と抜き足差し足忍び足で、起こさないようにしています。

信じる信じないは各人各様ですが、信じられればそれはそれで楽しいものです。1匹になったチャッチャが「それほど寂しくないのでは?」を思えることも、心の慰めになっています。


そして何よりも、いつか自分が旅立ったときに、あちらでピッピに再会できると思うと、「それもワルくないと本気で思えてしまいます。


「やっと来たか。遅かったニャーン」
とか言いながら、ふ~っと現れるピッピが今から目に浮かぶようです


今年も開催
【ピッピとチャッチャのプチ写真館】
今回はNZ到着時の写真をおおくりします。(去年の分はコチラで)

 
検疫所での感動の再会


ガンから立ち直ったばかりで半病人だったピッピも10時間の飛行に耐え、拘束時間を含めたら丸1日近い長旅を成し遂げてくれました。
再び会えて涙、涙 元気なのが奇跡のようでした。


糖尿病チャッチャもインシュリンなしで丸1日。

本当にがんばってくれました。猫たちのがんばりに改めて、
「ここで絶対に幸せになろう!これからはずっと一緒だよ!」
と心に誓いました。



真冬のNZで香港との温度差30度に震えあがったのは人間だけではありませんでした。
ピッピとチャッチャもかなり参ってしまったようで、体力の消耗激しいピッピにはチワワの服を買ってきて着せました→



←サイズも小さ過ぎ、ピッピも嫌がり、とうとう器用に脱いでしまいました。(チワワってホントに小さいんですね




チャッチャが14号室、ピッピが12号室でした。

それぞれの食事量や尿の量がわかるように、残念ながら別室でした。


中はこんな感じの二階建て→

踏み台に飛び降りて、下のトイレまで行ってました。今の足腰弱ったチャッチャじゃ、こんなこと絶対にできません

ベッドの中には小さい電気毛布が入っています。弱っていたピッピとチャッチャには電気毛布を2枚にしてもらいました。検疫所の天窓は開けっ放しなので、8月の真冬では外のような寒さでした。


私たちが見に行ったときだけは2匹も再会~

透明のプラスチック越しに姿が見えるのとは大違い。


←そのうちピッピも元気になり、検疫所内を偵察~

(本当はケージから出してはいけなかったのですが、最後まで知らなかった私たちは行くたびに通路を散歩させていました

ピッピは犬に吼えられても、よ~く観察していました)



1ヶ月後、や~~~~っと家に帰れて、ひがな1日寝ていた2匹。

やっぱり家がいいニャン

それに、

やっぱり2匹がいいニャン


真冬の検疫所から始まったピッピのNZライフは、

春の訪れとともにグングン花開いていきました。
楽しいことが、いっぱいあったよね


ピッピ、またこの季節が来たよ!


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