ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

HRVデビュー♪

2010-09-01 | 家&庭関係
NZ以外にお住まいの方には「なんのこっちゃなHRV。


室温より高くなる屋根裏の空気を室内に巡回させて、日中に少しでも部屋を暖かく(夏の夜ならこの反対)、なおかつ常に空気のフローがあることで湿気や結露の防止、ひいては強力なフィルターで花粉やホコリもカットして喘息の人にも朗報 しかも、電気代は電球1個分とか。
・・・・という、とーってもクリーンでエコなもののよう


先週金曜日の見積もりで、
「工事は2週間以内」
と言われていたのに、なーんと今日になりました。早っ
ココでHRVを知ってから2週間ちょっとです。このビジネスライクなノリも気に入りました。


さて、許可を取って写真を撮らせてもらったので、百聞は一見にしかず、
HRVストーリーの始まり~、始まり~


運び込まれてきた、キラキラのダクト。

フィルターを換え続けていくので、半永久的に使えるそうです。


地味ですが、モーターの箱。

でも、これが肝心。中身はドイツ製。


各部屋に付ける、通気口。

マニュアルで開け閉めすることもできます。


作業は2人1組
天井裏に上がった方は下からの指示に合わせてダクトを持って動き回り、
お互い天井をノックし合って場所を確認。

最後は強力な磁石がカチッと合ったところで設置場所を最終決定。


そこにドリルを差して、

ウィ~~~~~ン


ゴミを散らさないよう専用のキャッチャーが付いているので、

汚れは最小限。


上からダクトが降りてきて、

通気口を設置。
(これを各部屋で繰り返します)×5回

最後に壁にコントロールパネルを付けて工事終了。


問題がなければ1時間半~2時間の工事だそうですが、うちは改築してある家で、予定していた廊下にコントロールパネルが付けられなかったことで、多少時間オーバー


コントロールパネル
(日本のお風呂みたい?!)

上の18度が屋根裏の温度。
下の18度が室温。
その下の23度が「希望室温」

18度しかないのでいくら空気を循環させても、それ以上上昇しようがないのですが、実はこの「希望室温」が大事みたいなんです~


「希望室温」がかなり高いので、少しでもそれに近づこうとモーターの回転速度が上がり、温かい屋根裏の空気が循環して、すぐに上下の温度が同じになります。(写真はすでに一定時間作動させた後のもの)


夕方6時台。
夕暮れが近づき屋根裏の温度がすでに下がってきたので、モーターの回転速度が最低となり、温かい室温をキープ。







夜中12時台。

上下の寒暖の差は6度。
誰もいないリビングなので15度ですが、人のいる部屋はもっと暖かいので、この寒暖の差が維持できているのかな? 夏なら「希望室温」を下げ、屋根裏の冷気を部屋に循環させることができます。



う~ん、なるほど


初日は正直、HRVそのものより、屋根裏と室内の温度がわかることで、
みんなでワーワーキャーキャー
今まで家に温度計というものがなかったので、気温も室温もどれぐらいなのか、全然知りませんでした。

室内18度の体感温度はかなり暖かい
ということが実感できました。



なんだか良さそうです、HRV
(教えてくれた友人に感謝

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