ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

陪審員デビュー

2010-08-25 | 移住生活
夫宛に、裁判所から陪審員指名の手紙が届きました
永住権があって犯罪暦がないので、いつかは順番が回ってくるわけです。


実は去年、ワタクシにも届きました。

「ヘタをすれば人の一生にかかわる問題。100%やり取りがわからないとまずいのでは?英語を第一言語にしない人はどうしてるんだろう?」
と思って、手紙にあった連絡先に電話を入れると・・・・・

「英語が第一言語でない人はその旨をメールで送って下さい。義務が免除されます。」
と、あっさり。その間も英語で話しているわけですが、
「会話ができるだけではダメなのです。法律用語が完全に理解できますか?
「完全に、と言われたら無理です。」
「完全でないと困ります。大事なことですから。」
と、まるで辞退を勧めるような強~い口調。


永住者としての義務を果たすつもりだったのですが、正直に名乗り出た結果がこうだったので、指示に従ってメールを送り、後日、
「今後○年間の陪審員の義務を免除する」
という内容の手紙を受け取りました。


「興味はあるけど、キミの英語でダメなんだからボクじゃダメだろうな。」
(英語力は移住時の英語テストIELTSの点数の話)
と、夫が同じようにメールを送ると、
「申請を受理しない」
という旨の返事が来て、免除になりませんでした


すぐに電話を入れると、
「法律用語が完全に理解できなくて構いません。それには説明があります。あなたの英語で十分です。何が問題なのでしょう?
と、1年前とは全く反対の対応


(最高裁判所。ここに出向くわけではありませんが・・・・)


「陪審員不足なんだろうか?」
と夫婦でビックリ。
(確か男性3人の1人に軽犯罪暦がある国なので~


「こうなたったらレフ(リー)のカッコして、卒業証明書(法学部卒)でも持ってくかな~

と、意味不明に陪審員デビューに燃えている夫なのでした。

(行きなよね~、短パン+ハイソックスで→)


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