善の全国優勝？！

「ボク、ナショナルで勝った！」
昨日、朝から出かけていた善（13歳）が帰って来るや、こう言いました。

ナショナルは全国大会のことなので、思わず、
「なんの？」



毎週土曜日はいつも言っているように、善が1週間で何よりも楽しみにしている、「マジック」というアメリカのカードゲームの専門店に行く日。

（善の勝負着→
今日もこれでした）


ところが、今日はお店ではなくマジックの大会に行っていたそう
そんなことは露知らない親。（こら～、行き先はちゃんと言おう！）
帰ってきたら全国優勝　（なにそれ？）


よくよく聞いてみると、事前の申し込みなど要らない自由参加によるジュニア（18歳以下）34人の勝ち抜き戦だったそうで、
「これをナショナルと言うかぁ？」
と思いつつも、顔を真っ赤にして意気揚々な善に華を待たせよう

（善の机の上はいつもこんなで、朝から晩まで練習中）

テレビの取材も受け、2週間後には放送されるんだそうです
「何回も何回もインタビューやったんだよ。ライトがどうの、カメラがどうのって30分以上かかった。あれは疲れたね～」
そりゃ、ごくろーさん


主催者からランチのサービスがあり、これには大喜びだったそうな。
「大会の食べ物ってスゴく高かった。20ドル（1400円）とかするんだよ。」

勝ち上がってしまい、会場の外のマクドナルドまで食べに行く時間がなかったところだったので、ほんとうに助かったよう。自分で勝ち取ったフリーランチの味は格別だったことでしょう。


今週やや風邪気味だった善は自分から苦い薬を欠かさず飲み、驚いていたのですが、こういう訳だったんですね。
学校は休めても大会は休めない？

自分でバス停を調べ、雨の中バスで往復したのもエラかった
（日本では当たり前ですが、ここでは自分で運転できるようになるまでは、まず親がクルマで送迎してしまいます）
降りる場所を間違えて、金網を乗り越えたりもしたそうですが・・・・


善クン、おめでとう
でも、行き先だけはちゃんと言っていこうね。