ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

シャワーとトイレがなくても

2010-07-01 | 家&庭関係
(この後出し日記もや~っと7月に入りました 引き続きがんばろー)


タイル職人のシャオワンに、
「オレの仕事が終わりゃ、あと1日だ。」
と励ましてもらったはいいものの、サリーと愉快な仲間たちはみなお忙氏

「今日がダメなら明日」
というわけには、なかなかいきません。案の定、配管工のフランクは元々予定していた昨日から1日遅れの今日では都合がつかず、
工事は明日に

今夜も離れでシャワー&トイレです。
(実は一家揃って外まで行くのにすっかり慣れてしまったのですが
あまり文句のない、柔軟性のある一家


電気配線工ダグラスは元々今日の予定だったので、来てくれました。
夜7時に  
(ダグちゃん、星が出てるってば

彼は愉快な仲間たちの中でも最も売れっ子で、忙しいのです。
「忙しいのね~」
と言うと、
「そりゃ、ボクの仕事ぶりがいいからねぇ。」
と言うや、自分でカカカカカカカカカカカとツっこみ笑い


工事自体は電気タオルバーとライトの取り付け、コンセントの移動という簡単なもの。(コンセント部分はシャオワンがきっちりタイルを切ってくれているし、配線は先にしてあるし・・・)



し・か・し、ここで意外な問題が

「なんでこんなにデッカいタオルバー買ったんだぁ
タイルは小さすぎ、タオルバーは大きすぎ?

「普通、タイルが壁の半分までなら、バーはタイルの上に付けるんだ。でもこれは長すぎて下が床にくっつきそうじゃないか。これでいいのか?天井までタイル張りならどんな大きさでもいいんだけどな。」


普段から「普通」ってなに
なワタクシ こんなときにも世の常識がイタいよ~


「壁からタイルに跨っては付けられないの?タイルの厚みでちゃんと付かない?」
「付けられるよ。タイルの厚みも大丈夫だ。ただ、不好看(カッコわるい)」


ガ~~~ン
今回、バーを付け替えるに当たって、7段か8段は譲れない線だったので。
(以前の家主が付けていたS字型は温まるのに時間がかかって、ほとんど用をなしていませんでした)

「タイルの上に付けられるように、もっと短いのに買い換えるんだったら、また出直してくるよ。これがなくてもシャワーには困らないだろ?」
「でも、ダグちゃん、忙しいじゃない。」
「そうなんだ。だからいつ来るとは約束できないけど、時間を見つけてパッと付けに来るんでよかったら、また来るよ。」

相変わらず、なんて天然に優しい人なんでしょう


夫とも相談して2分ほど考えた結果、このままGOすることに。
やはり大きいものがほしいし、普通では不好看でも目にするのは家族だけ。少なくとも夫婦でそれが気にならないのであれば、これはGO
(タオルを掛けたらタイルも壁も見えなくなってしまうし~)

タイルの段差をうま~く誤魔化して設置終了~


ライトもこのぶらぶら状態とサヨナラして、新しいのに取替えました。

シャワーとトイレはなくても、タオルだけは、
温められるようになりました~

明日こそ