ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

借金億り人

2018-08-04 | 経済・政治・社会
日本の友人の知人が60歳だったか65歳だったかになり、
経営していた事業や所有していた不動産を全て手放し、
1億円を作って、億り人になったそうです。


「日本では老後には1億円が必要と信じている人が多い。」
と友人は言います。


NZも似たようなもので、個人的には聞いたことがないものの、
「老後には100万ドル(約8,000万円)が必要」
という話があるらしく、以前新聞で著名経済コラムニストが、
「老後のために100万ドルを貯めるなんてバカげてる
というコラムを書いていましたっけ


「1億円を現金で持つなんて恐くないのかしら?」
と思わず正直に口にしてしまいました。


今どきの詐欺行為は巧妙極まりなく、ネット詐欺も横行しています。
オレオレ詐欺から始まって、やれ税務署だ、やれ役所だと、
あの手この手のワナが待ち受けています。NZも同様です。


これだけ警告されても、これだけ多くの人が引っかかるのは
手口が巧みなだけでなく、現金が銀行にあるからでしょう
どんなに上手い話でも、お金がなければ引っかかりませんから


当の本人もいざ1億円が銀行口座に入ったら、急に恐ろしくなり、
銀行をいくつも分けたりして防衛体勢に入ったそうです


今や20年も前の話になってしまいましたが、香港で家を売却し、
数千万円分の金額が打ち込まれた小切手を持って銀行に行った時は
さすがにちょっと緊張しました(笑)
(※弁護士事務所から銀行まで数百メートルだったかも)


当時は銀行こそ安全な場所に思えたものですが、
それでもすぐに外貨にし、投資を始めたりと現金解体(笑)
(※あの時の話はメルマガにもしています)


今は現金もなく(素)、あるのは借金ばかりの
借金億り人(爆)
詐欺対応万全です


不動産となると流動化も大変で、簡単には引っかからない

海外不動産とか、自分たちでも混乱しそうな難しさだし(笑)


今は仮想通貨をウォレット(お財布)に入れて管理する時代。
時代とともに『安全』も変わっていくのをしみじみ実感します






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