「西洋骨董洋菓子店」や「大奥」の著者「よしながふみ」の青春マンガ。
白血病を煩い一年高校に入学が遅れた花園春太郎や、彼の親友である健気で優しい三国翔太、見た目クールでカッコ良いがオタクの真島海、男にしか見えない女の担任教師など、彼らを取り巻く日常が描かれている。
彼女の作品はストーリーに引き込まれるというよりも、登場人物一人一人の行動や感情表現、台詞に毎回引き込まれてしまう。悲しみや喜びの表現一つをとっても、分かり易いものよりも分かりにくい描き方の方が、共感を感じ易い。2巻で、ある女の子が友達に中学の頃、自分が仲間はずれにされた時のエピソードを話すシーンがあるのだけど、彼女のちょいとした疎外感に「わかるわかる」と頷いてしまった。
最近、完結巻の4巻が発売された。高校1年生から2年生へと成長していくのだけれど、この時代の1年っていうのはホントにびっくりするくらい長かったり、色々感じることも多い。高校時代こんなマンガを読みたかったなあ、とも思うけれど、年を重ねた今の自分だからそんなことを思うのかなとも感じた。
白血病を煩い一年高校に入学が遅れた花園春太郎や、彼の親友である健気で優しい三国翔太、見た目クールでカッコ良いがオタクの真島海、男にしか見えない女の担任教師など、彼らを取り巻く日常が描かれている。
彼女の作品はストーリーに引き込まれるというよりも、登場人物一人一人の行動や感情表現、台詞に毎回引き込まれてしまう。悲しみや喜びの表現一つをとっても、分かり易いものよりも分かりにくい描き方の方が、共感を感じ易い。2巻で、ある女の子が友達に中学の頃、自分が仲間はずれにされた時のエピソードを話すシーンがあるのだけど、彼女のちょいとした疎外感に「わかるわかる」と頷いてしまった。
最近、完結巻の4巻が発売された。高校1年生から2年生へと成長していくのだけれど、この時代の1年っていうのはホントにびっくりするくらい長かったり、色々感じることも多い。高校時代こんなマンガを読みたかったなあ、とも思うけれど、年を重ねた今の自分だからそんなことを思うのかなとも感じた。