世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は14日の記者会見で、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」について「これまでにない速さで広がっている」と述べ、急速な流行拡大に危機感を示した。
横浜市で14日午前9時半頃、初雪が観測された。神奈川県内では、この冬初めての雪となった。横浜地方気象台によると、関東上空に冷たい空気が流れ込んだことに加え、横浜では雨も降ったため、冷え込みが厳しくなった。
2021年の世相を表す漢字は「金」。日本漢字能力検定協会は13日、全国から募集した「今年の漢字」を、清水寺の舞台で発表した。同寺の森清範貫主が縦1・5メートル、横1・3メートルの和紙に大きな筆で書き上げた。
米国に大きな被害をもたらした竜巻は、なぜ発生したのか。米国立気象局によると、テネシー州メンフィスでは10日、12月10日の最高気温を103年ぶりに更新する約26度を記録。米中部を中心に各地で12月としては記録的な暖かさとなっていた。
政府は2022年2月からの北京冬季五輪・パラリンピックに閣僚の派遣を見送る調整に入った。「外交ボイコット」を表明した米国に足並みをそろえる。東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の橋本聖子会長ら五輪関係者の出席を検討する。
フランスのマクロン大統領は9日の記者会見で、北京冬季五輪・パラリンピックに、米豪などが政府関係者を送らない「外交的ボイコット」を表明したことについて、五輪を「政治化すべきではない」と批判した。フランスでは、2024年にパリ五輪・パラリンピックの開催が予定されている。
立憲民主党の泉代表は8日に始まった衆院代表質問で岸田首相との初の国会論戦に臨んだ。具体的な提案を次々に示して実現を迫り、立民が批判だけではない提案型政党に生まれ変わったとアピールした。
太平洋戦争の発端となった旧日本軍による米ハワイ・真珠湾攻撃から80年の7日、米海軍などが主催する記念式典が真珠湾の海軍施設で開かれた。バイデン米大統領は音声でメッセージを寄せ、日米両国は第2次大戦の恩讐を乗り越えて友好関係を築き、「敵から親しい同盟国に変わった」と強調した。
政府は6日、安定的な皇位継承策などを検討する有識者会議を開き、皇族数の確保策を盛り込んだ最終報告の骨子を示した。骨子に示した3案のうち、皇族女子が結婚後も皇室に残る案と、旧皇族を養子縁組で皇籍に復帰させる案の2案を有力な案として、年内に開く次回会合で最終報告をまとめる方針だ。
インドの港湾施設や海軍基地を、ロシアの艦艇が燃料補給や補修で利用できるようにする協定を両国が締結する方向で調整していることが5日、インドの複数の政府高官への取材で明らかになった。
皇族方の外交団の接待の場として使われている宮内庁の新浜鴨場で、死んでいたアイガモから鳥インフルエンザが検出された、と千葉県が5日、発表した。鳥インフルエンザの発生は全国で今季6例目で、関東地方では初。
新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」が初めて報告された南アフリカで、3日の新型コロナの新規感染者が1万6055人を記録した。1週間前の5倍以上、2週間前と比べると20倍以上の急速な増加となった。
EUの専門機関、欧州疾病予防管理センター(ECDC)は2日、新型コロナウイルスのオミクロン株について、「数カ月後にはEU域内のコロナ感染の半分を超える見通しだ」と発表した。初期的なデータに基づいたモデル分析だという。
女子テニス協会(WTA)は1日、香港を含む中国でのすべての試合開催を停止すると発表した。中国の著名テニス選手の彭帥さんが、中国共産党元幹部との不倫関係を告白したとされる後に安否への懸念があることを受けた措置だ。
今年話題になった言葉を選ぶ「2021ユーキャン新語・流行語大賞」が1日発表され、米大リーグで投打両面に活躍した大谷翔平選手の代名詞となった「リアル二刀流/ショータイム」が年間大賞に選ばれた。