おだわらぐらし

縁あって引っ越した 相模の国_小田原
一杯見て 一杯歩いて 一杯味わった三年半の思い出

国府津(コウヅ)を歩いてみました

2011-03-18 23:45:48 | 小田原-街歩き
18日は12時20分から停電だったので
義父は午前中の散歩のあと そのまま自室へ戻りました。
(エレベーターが使えなくなると困りますからね)
昼食も自室でとってもらって・・・

贅沢にも「することなくなっちゃった」嫁は
久しぶりにウォーキングにでかけました。
 
どこへ行こうかな?
そうだ まだ
国府津あたりの景色を撮ってなかった。

_ という訳で 一号線をテクテク歩いて国府津へ~。

途中の信号はほとんど消えており
大きな交差点では警察の方が交通整理をしてくれてましたが、
西湘バイパス入り口のある「親木橋」は
信号機 作動してました。

←至る東京・至る小田原→
って・・・ああ、
なぜ親木橋から東(国府津側)を見た絵を撮っておかなかったでしょう・・・。
(「あ、青だ 走れば間に合う!」みたいに横断歩道を走って渡ってしまって これから歩く「国府津への上り坂」を撮り損なってしまい、 「ま いいか 帰りに撮れば」と思って それっきりになってましたー)

↓という訳で 親木橋交差点から ちょっと東へ行った
 
↑「ここは海抜5.9mです」あたりから
 お見せしますね。

歩いてるのが一号線の北側、なので
南側の家並みを眺めながら進みますー。

↓鰻の老舗「うな和」さん。
 手前の味わい深い佇まいが 以前のお店ですが、
 今はそこは勝手場になっており、 奥の建物で食事を頂くようになってます。

↓大沢屋さん。ラウンドトップの窓が「洋」な感じですね。
 
↓黒毛和牛の看板が印象的な多田商店さん。
 右隣の蒲鉾型の建物は交番です。

↓出桁造の家。
 きっと以前は周囲にもこうした重厚な構えの商家が並んでいたのでしょう。

↓このあたりは昔ながらの建物と新しい建物が 仲良く並んでますね。
 
↓シャープな感じの洋風の建物。
 ドアの両サイドは頑丈そうな縦格子です。
 何屋さんだったのでしょう?
 
↓真ん中のビルは公益屋書店_本屋さんです。
 ファサード上部には「公益」の文字が!
 
↓あれ?お酒の鈴木屋さんの右手奥・・・お堂のような物が見える_。
 
↓頑丈そう・・・蔵かしら?と思ったら
 
↑これは「勧堂」という_
↓親鸞聖人(シンランショウニン)の草庵跡らしい・・・。「へ~っ」

(親鸞聖人はここで七年も人々に教えを説いていらっしゃったのだとか)
お堂の南側へ回ると 住宅+西湘バイパス のその向こうに
 明るい相模の海が広がっていました。 
 
↓一号線に戻って少し行くとパン屋さんがあります。
 小さいけれど瀟洒な感じの洋館ですよね。
 その先は緩やかな下り坂_。

ここを左手に上がると・・・

↓「JR国府津駅」です。

↓去年の台風の時は ここがキュウキュウのパンパンになったんですねえ・・・

 さて、国府津は 丹那トンネルができるまでは 東海道本線の中の主要な駅でした。
 今は東海道本線はここから小田原~熱海を通って沼津へ出ますが
 以前は 現在の御殿場線を通って(つまり箱根を迂回して)沼津へ行っており_
 東京方面から来た汽車は、上り坂に備えて
 ここ国府津で機関車を連結した のだそうです。
 (そういう訳で駅付近には立派な機関庫もあったのですって。)


↓これは開駅100年を記念して立てられた碑。
 
↓富士山をバックにした機関車D52のレリーフつきです。

鉄道唱歌の歌詞も刻まれている_
  ♪国府津おるれば馬車(!!!)ありて
   酒匂 小田原とほからず
   箱根八里の山道も
   あれ見よ 雲の間より


帰りは一号線の南側の歩道を歩き、
北側の家並みを鑑賞~。
 
 
↓喜楽さん、もっと近くで撮ればよかったなあ、
 赤いペンキで塗ってある窓の棧(サン)の「木」な感じがなかなかイイんですよ。
 
↓少数派になりつつある 昔ながらの魚屋さん。
 そろそろ「生シラスあります」の札が出る頃ですねー。
 

↓親木橋の陸橋まで戻ってきました。
 
↓陸橋から南・海側を見る。
 正面は 西湘バイパスです。
 
↓陸橋から北西方向には 富士山。(よーっく見て下さいね^^;)
 
↑どう見ても 「私、○野家が好きだ!」な感じの絵ですねー。

↑えーっと これもですねー・・・
 バスが省エネのため間引き運転をすることになり 時刻表が貼りかえられていたのです。(黄色いのが 貼られたばかりの 新しい時刻表です)
こんな絵も 時をおいて見れば 「あの頃」な感じになるかな、と思って撮ったのですが・・・
やっぱり「私、○野家が好きだ!」な感じに見えますねー^^;)


さて、次の項では 小田原から親木橋の間で見た物 をお見せしますね。