おだわらぐらし

縁あって引っ越した 相模の国_小田原
一杯見て 一杯歩いて 一杯味わった三年半の思い出

「からたちの花の小径(こみち)」 再び

2009-05-31 17:00:37 | 小田原-自然
からたちの花の小径 に 新たにからたちが植樹されたと教わったので
(ちょっと時間あきましたけど^^;)
見に行きました。

蓮船寺の横から始まる「からたちの花の小径」・・・
 
↑おや、「御鐘ノ台」の地名票の隣に
 
↑肩にミミズク(小田原でミミズクは 白秋のシンボル)
 をとまらせた 「からたちの花の小径」の碑が。
 (いつの間にできたのでしょうね?)

カソリック教会の墓地を過ぎたあたりの
 木のトンネル・・・。
この季節に来ると 木のトンネルには
 ジャスミンが咲いているんですね。
 
あらら? トンネルの途中で木が途切れている・・・
と 思ったら まあ!
三本程木が切られ__
 
↓切られた木の間で あの枯れそうだったカラタチが
 古い幹から 若い枝を伸ばしていました!
 (カラタチを生かすために切られた木よ、ごめんね。
  でも 「最後のカラタチ」が元気を取り戻せて 良かった・・・)
 

その先の__
白秋が「野外劇場の観客席」と名づけた場所の近くには
 
↓植えられたばかりの からたちの若木が。
 (若木 というより まだ「苗」に近い感じ^^)
 
 
がんばって 大きくなってね。



さて ちょっとオマケ:::

からたちの花の小径 の碑の近くには
城南中学校の運動場があり、
今日は運動会が行われていました。

通りかかった時丁度
 何かプログラムが始まるところだったので
  保護者の様な顔をして ちょっとお邪魔しました。
 
何が始まるのかな?
 全校生徒が出場するみたい・・・。
 
行進しながら 円になっていきますよ。
 
♪ オクラホマ・ミクサー です!
 
懐かしい~~~~^^
 でも ああ それで 生徒達 なんとなく
  「消極的」な雰囲気だったのね。
 わかる わかる・・・
  ここで 「やるきまんまん」な顔しちゃ だめなんだよねー。

グラウンドを囲む保護者のみなさんも
 きっと心が「懐かしい~」モードに入ってたのじゃないでしょうか。
踊る生徒だけでなく それを見守る大人も 
 み~んな含めて・・・ ほほえましいなあ と思った事でした^^

アサヒビール神奈川工場に蛍を見に行きました

2009-05-31 09:27:04 | 小田原隣接エリア
白秋の「すかんぽの咲く頃」の舞台が小田原と知ってから
小田原で蛍はいつ飛ぶのだろう? と思ってきたnumabeです。

先日 工場見学をした際に 「初夏にはビオトープで蛍が見られる」と知り、時々HPをチェックしていた・・・ つもりだったのですが
おとといチェックしたら「5/23~31」となっており あわてました^^;
「えー? 明日 明後日しかないじゃーん」

という訳で 昨夜(最終日前日) お天気は今一つでしたが 亭主と南足柄のアサヒビール工場へ行ってみました。

ゲイトを抜けると 誘導係の人が「蛍鑑賞会へおいでですか? まっすぐ進んで第一駐車場へとめて下さい。 ゲストホールで蛍についてのミニ講座が開かれますから よければそれもお聞き下さい。ソフトドリンクのお土産も用意しておりますのでね」と教えてくれました。

↓第一駐車場から工場を見たところ
 (6時半に着きましたが 駐車場はあらかた埋まっていました)
 
↓ゲストハウス入り口
 

6時45分から シアター型のホール内で 説明員さんから 蛍の生態についてのレクチャーを受けました。子供が多いので 優しい話し方で説明してくれるのですが 私も知らない事が一杯あり、勉強になりました。
・蛍は一年しか生きられない虫。
・一生のほとんどを水の中で過ごしている。
・えさはカワニナという貝。
・このカワニナは きれいな水でしか生きられず 
 この頃では自然の中での捕食がむつかしい。
・ビオトープでは 蛍の幼虫にカワニナを与えて 人工飼育をしている。
・ビオトープでは 3月に 地元の小学生に 幼虫を川に放流する仕事を手伝ってもらっている。
・4月になると幼虫は土の中に入り さなぎになる。
・成虫になると えさは食べず 水だけを飲む。
・飛ぶ事ができるのは 一生のうちで一週間だけ。
・その短い間に一生懸命光って 交尾の相手を探し 子孫を残す。
・だから 蛍鑑賞する時は 蛍を光で脅かしたりしないでほしい。
 (写真はOKだが フラッシュ禁止)
・捕まえたり 連れて帰ったりも しないでほしい__

↓説明を聞き お土産にサイダーをもらってゲストハウスを出ると
 あたりはすでに暗くなっていました。
 
↓ビオトープが開園になる7時半には 真っ暗に。
 (明かりがついているのは ビール園。
 ここは9時まで営業しているので 
 「ここで時間調整するのもあり、だったなー」 でした)
 

さて いよいよビオトープが開かれ 鑑賞会に来た人達は列を作って丘を下り・・・
暗闇の中
草の上で ゆーっくり またたく光
はかなげに 宙で ふ~・・・ とゆれる光を
お約束通り 静かに 静かに 鑑賞したのでした。
(蛍の光の明滅の間隔は 気温によるそうです。
 昨夜はフリースを着ねばならないほど涼しかったため
 ゆーっくり光ってたのだと思います)

蛍は どんな飛び方をしていたのだろう?
あの光の「無重力?」な動きは とても
「生きている虫」とは思えなかった。
なんだか不思議なものを見たような・・・
そんな気持ちになりました。

ビオトープには
蛍も沢山いたけれど
それよりもっと沢山人がいたので^^;
いい大人がロープの前で長々陣取っているのは申し訳なく
お子さん連れに場所を譲って・・・
「もっと見てたかった・・・」思いをちょっとひきずりつつ
帰途につきました。

蛍の画像は・・・
 撮れませんでした^^;