野原の一角にマリゴールドと思しき花園がありました。
ところどころヒルガオも混じって咲いています。
エノコログサも風に揺れて、そこはかとなく秋の風情も漂わせていました。
ここはどこでしょう?
実は野原の花畑ではなくて、巣鴨の駅前ロータリーそばの花壇なのでした。
花の向こう側は白山通りでクルマがたくさん走り、こちら側は舗道です。
それが両方とも入らないようなアングルを探して撮影。
距離も、広い野原の一角を切り取ったように見える位置を探して撮った結果です。
5,6枚ほど撮りましたが、ほかはクルマや道路が写っていてNG。
この種の花壇はあちこちで見かけます。
お花茶屋公園にも、親水公園にも似たような花壇がありますが、写真を撮ったことはない。
親水公園は、西洋風な花壇で整然と植えられ過ぎていて、わたしの感覚とはアンマッチ。
お花茶屋公園は、近所のお爺さんが手入れをしているのをよく見かけます。
このお爺さんの花壇は、申し訳ないのですがセンス0点。
色も花の種類もおかまいなく、ただ、植えときゃいいんだろ、という感じ。
その点、巣鴨のここはなかなかの趣きがありました。
いろいろな花をごちゃごちゃ一緒に植えるのは、趣味ではありません。
植え方も整然とし過ぎず、雑然とし過ぎず、そのあたりが微妙によかったのです。
今まで気が付かなかったのは、昨日はいつもと違う方角に歩いたからでしょう。
お盆の季節、染井霊園の一角にあるわたしとカミさんの墓参りへ行くつもりでした。
この花壇の写真を撮っているうちに、雨がポツポツとあたってきました。
自分たちの墓参りは秋の彼岸の頃にでも行きましょう。
その頃はどんな花が咲いているか楽しみです。
コスモスあたりはまだ早いでしょうか。