ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

じゃまなかさん、おめでとうございます

2012-10-10 | 日記
嬉しいニュースでした、山中氏のノーベル賞受賞。
謙虚で周囲への感謝を忘れないとても好感の持てる人という印象です。
手先が不器用で整形外科の臨床医を諦めたエピソードには笑ってしまいました。

自ら名付けたというiPS細胞のiだけは小文字なのはどうしてか。
その頃流行っていたiPodからの借用、というのにも遊び心が感じられます。
一字違いのiPadを使っている私としても親近感を感じました。
ついでながら音楽はiPodではなく国産SONY、SONYもがんばってほしいですね。

研究のための寄付金集めに京都マラソンで走った話も印象的でした。
この国の科学振興の貧しさを目の当たりにするようで悲しいのですが。
そういえばスーパーコンピュータの開発でもそんな話がありました。
ヘンなおばさん議員が、2位でどうしていけないのか、とパフォーマンスしたという。

開発する以上、誰よりもどこよりもいいものを作りたい。
それは技術者なら誰しも持っている願望であり、夢です。
また、それだけの熱意がなければ新しいものなど作り出せません。

コンピュータ関係でも税金をつぎこみながらポシャった計画が数多くあります。
昔では第5世代コンピュータ、近くでは日の丸検索エンジンなど。
予算不足など政策が悪いのか、技術者の能力不足なのかはわかりませんが。

昔から日本は応用研究には強いけれど基礎研究は弱いと言われています。
今回の受賞で、基礎研究の重要さが改めて認識されるといいと思います。
研究の世界は失敗の繰り返し、と山中氏も話されていました。
科学教育や技術振興も早急な成果だけ期待してはいけないという大事な教訓です。


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