甦る記憶
2017-07-19 | 日記
日野原医師が105歳で亡くなりました。
といっても知り合いではなく、カミさんが新聞の連載を読んでいただけなのですが。
生活習慣病の予防に尽力し、本もずいぶん書かれていたようです。
医者はよく本を書きます。
頑張らない、の鎌田医師然り。旧くはドクトルマンボウ、あるいはなだいなだ。
わたしが初めて診てもらった漢方医も元新聞記者、図書館で著者の本を読んだのがきっかけ。
いまの漢方医も本を3冊か4冊、本を出しています。
患者を診ることは人を観ること、それが本を書くということにつながるのでしょうか。
また、イノチと向き合う、死と向き合うことは、人の生き方そのものと向き合うことだから。
20年ほど前、何かの用で築地に行ったとき、聖路加病院に立ち寄ったことがあります。
何とか記念堂という西洋風の建物の傍らを歩いて行った記憶があります。
病院の中は広くてゆったり、ずいぶん静かで落ち着いた印象でした。
それから10数年後、病院の先、隅田川沿いにある超高級マンションへ。
入居したわけでなく、某IT企業の仲介で、そこへ何度か訪問レッスンへ行きました。
銀座の同様のマンションへも事業展開・・・は残念ながら目論見だけで終わりました。
人の訃報に接すると、ちょっとしたつながりがあることを思い出します。
そういえば、元新聞記者の医院は歌舞伎座の近く、築地は目と鼻の先。
築地本願寺があり、築地小劇場跡の通りを歩いた記憶も蘇ってきました・・・。