ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

わからないとなぜ気になるのか

2015-10-25 | 日記

10周年記念誌の原稿を書かなくては。

そう思っていたところへメールが来て、「1件原稿が届いたので、300字ほどでいいです」。

そう言われてもねえ、10数年の想いを300字に盛り込むのはかえってタイヘンです。

 

書いては直し、直しては削り、増やしてはまた直し・・・やっと書き終えた原稿が306字。

6字の字余りが気になって、よし、300字ちょうどにしてやるぞ。

でも、この6字削除が意外と難しく、結局そのまま送って終わりにしました。

 

さて、おからのことを、なぜ、うのはな、と言うのか。

その前に、おからとは、豆腐を作る際にできる搾りかすのことです。漢字で書くと御殻。

卯の花という呼び方は、生け垣などに植えられているウノハナに形状が似ているから。

 

何だ、そうなのか。でも、ウノハナの形状が思い浮かばない。たぶんオカラに似ているのでしょう。

ついでに、キラズ、という呼び方もあることを知りました。漢字だと、雪花菜、と書く。

包丁で「切らず」に済むからキラズ。それじゃミもフタもないので、雪のようだと洒落てみた。

 

と、わかってしまうと、残っていたモヤモヤが消えます。

どうやら、人は、わかりたい、という衝動を持つイキモノのようです。

猫や犬などのイキモノが、わかりたい、と思うのかどうかはわかりません、だからわかりたい。

 

でも、すべてのことがわかるはずもありません。

といって、わからないとモヤモヤしたものが残るし、ことによっては不安にもなります。

そうすると、わかる、わからない、にも、幾つかの状態があることがわかってきます。

 

よくわかった、何とかわかった、わかったような気がする、少しわからない、全然わからない・・・。

と段階をつけてみましたが、自分のわかり加減というのも、なかなかわからないものです。

時々、すべてのことについて、わかったような気がしているだけではないのか、とも思います。

 

ともかく、人はわからないと不安になり、わかると安心することはたしかなようです。

それでは、わかったと思うと、なぜ、安心するのか。

色々なことが予測できたり、コントロールできる気がするからなのでしょうか?

そこはわからないのでまだまだ安心できません。ん?

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