政権の支持率がなかなか下がりません。
わたしからすると、悪行の限りを尽くしていながら、なぜ支持率が下がらないのか、不思議です。
みなさん、悪行がお好き?
というより受け皿となる野党が非力なのでしょう。
世論調査での答えは決まっていて、ほかの内閣よりよさそうだから、というのが必ず1位です。
これ以上に悪い内閣は絶対にないと思えますけどね。
野党第1党にもっとリーダーシップが欲しいところです。
なのに、新党結成とか言い出して、敵を利するようなことをしようとしている。
政策が違うので共闘はできない・・・なんて原理主義者のたわごとに過ぎません。
小異を捨てて大同につく、これですよ、一人勝ちの与党を蹴倒すには。
戦争法反対、原発再稼働反対、TPP反対・・・これだけ大同があるのだからまとまればよい。
経済政策だって、異次元緩和なんて早くやめさせなきゃ。もともと次元が違うものなんだから。
ところが、世の中なぜか、強きを助け弱きをくじく人が多い。
そういう人のことを、権威主義的性格といいます。別名、サド・マゾヒズム的性格。
加虐のサドと自虐のマゾとが入り混じった人間です。
こういう人には自分の個性というものがなく、右を向けと言われれば右を向く。
自分より強い者には逆らわず、へつらい、すり寄り、同化することに快感を見出す。
同時に、自分より力の劣る子ども、女性などを見下し、暴力を振るうことにも快感を感じる。
権威主義を言い換えると、長いものには巻かれろ。
自分では何も考えず、権力に従っているだけだから、ラクっていえばラクな生き方。
ただ、長いものに巻かれる人間が増えるとファシズムに近づくので要注意。
間もなく節分、立春。
長い恵方巻でも食べて、右向け左、でいけば、世の中少しは明るくなると思います。