講座が終わってほっと一息。
今日は一日のんびりと・・・そうはゆかずに午後はミーティングがあります。
外は雨、もう菜種梅雨といっていい季節なのでしょうか。
桜の開花予想は21日。
さまざまの事おもひ出す桜かな・・・は芭蕉翁。
さまざまの事覚えておらぬ桜かな・・・はわたし。
エライ違いですけれど、もともと過ぎ去ったことはすぐに忘れてしまうたちなので仕方がない。
それでも桜にまつわることは少しは覚えているようです。
酒なくてなんでおのれが桜かな・・・これは誰の句?
勤めていた会社の近く、愛宕山のてっぺんでの花見。
冷たい夜風に吹かれながら、車座になっての宴会でした。
シクラメンのかおり、という歌が流行っていたころ・・・30歳過ぎたころでしたでしょうか。
名古屋は名城公園の花見。
これはもう少しあとだったでしょうか。
若い社員が酔っ払って、サクラの木の枝にぶら下がってサルの真似・・・。
隅田公園の花見。
このときも風が冷たく、また強く、身体の芯まで冷え切りました。
その身体を温め直そうと、浅草の店で電気ブランなんぞを呑んで・・・。
考えてみたら、いずれも30代のころでした。
毎春のように花見をしていたはずなのに、なぜその3つだけが記憶に残ったのでしょう。
もしかしたら女性との関わりが・・・なんてことはなかったようで、残念。