ひと頃、ツイッターで時の話題をフォローしていました。
が、いまはほとんど利用しなくなり、そのツイッターも赤字転落の由。
手軽ではあっても140字という制約が逆に壁となったのでしょうか。
すでに3年ほど前から赤字が続いて、ユーザ数も3億人強で伸び悩み。
フェースブックの17億人には遠く及ばず、ついに今年は身売り話が出ました。
栄枯盛衰は世のならいですが、とくにITの世界で長く生き延びることは難しいようです。
ただ、ツイッターで交わされる情報は、市場や消費動向を反映するデータとしても貴重です。
例によってグーグルやマイクロソフトなどによる買収話が出ましたが、今のところは頓挫。
買収には2兆円ほど必要だというので、大手とも二の足を踏んでいるのかも。
話は変わって、昨日、家の電話が鳴りました。
出ると、これが自動アンケート調査で、ちょっと面食らいました。
相手はナマの人間ではなく、録音された女声によるアンケート調査です。
どうやら内容は噂が出ている早い時期での衆院選に関するもの。
ただ、どこが調査しているのかわかりませんでしたので、途中で電話を切りました。
質問して、それに答えて対話ができるほどだったら、最後までおつきあいしたのですが。
すでに、自然言語で文脈を理解しながら対話できるAI(人口知能)が実用化されています。
特定の業務に限れば、特別のプログラミングは必要なく、自律的に学習する。
ヘルプデスク的な業務なら、人手なしに9割がた対応できるところまでいっているようです。
汎用的なシステムほど構築するのは難しい。
これまでも特定の分野におけるシステム化が先行して、それが徐々にほかの分野にも普及。
ただ、そのスピードが人が追いつけないほど早くなったのが、IT社会の特徴なのでしょう。