寒い季節になって起きるのが辛くなってきました。
目が覚めても、起きたくない、とグズグズ。
まどろみながら、眠らずに済むなら人生80年が100年になるのに・・・・。
でも、虫も魚も、あらゆる生き物は眠らないと生きていけないようです。
覚醒した状態が続くと脳は壊れる・・・・それが覚醒剤中毒の恐ろしさだと云います。
その経験はありませんが、徹夜などが続くと幻覚症状があらわれることは経験済み。
それでは眠っている時、脳もまた眠っているかというとそうでもないようです。
脳の消費エネルギーは、起きている時と眠っている時とでは、それほど大きな差が無いと云います。
それじゃ眠っている間、脳は何をしているのでしょうね?
パソコンを使い続けるとメモリーにゴミがたまります。
遅くなったならメモリークリーナーを動かす、昔はけっこうそんなことをやったものです。
今はメモリーの容量が増えたので、そうすることも殆ど無くなりましたが・・・・。
どうやら人間も起きて脳を動かしているとゴミがたまるようです。
そのたまったゴミを眠っている時に掃除する、だからエネルギーも必要ということらしい。
とはいえ、人間の脳のゴミ掃除ってどうするのでしょうね?
脳のどこかにゴミ箱があって、昼間出たゴミはそこへ。
ゴミ箱がいっぱいになったら、ゴミ箱を空にする・・・・でも、そのゴミはいったいどこへ?
脳から外に出しようがない気もするので、どこかに溜まり続けるのかも。
それとゴミの正体は何なのでしょう?
昼間、起きている時のことで、記憶しておく必要のないあれこれがゴミなのでしょうか?
だとしたら、要る、要らないは、脳自身が本能的に選り分けているのでしょうか?
眠っている時には意識は無いはずですから、無意識の領域の出来事になります。
人の意識が言葉を生み、言葉が文明を生んできました。
でも、意識が無意識によって支えられているなら、ほんとの主人公は無意識なのかも・・・・。
まどろみながら今朝はそんふうなことを思っていました。
時々、意識が作る世界よりも、身体が感じる世界が大事なのでは、と思うことがあります。
たとえば、以心伝心・・・・それをわたしなりに訳すとこうなります。
ほんとうにたいせつなことは言葉にはならない・・・・。
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