将棋のプロ棋士は1年に4人しか生まれない。
そんなことが、昨晩読んだネット記事に書かれていました。
思っていたよりハードルが高い世界のようです。
奨励会に入って昇級昇段し、三段になると年に2回のリーグ戦に参加できる。
そのリーグ戦の上位2名が四段に昇格、ここからがプロ棋士のスタート。
しかし、そこに至るまでには年齢制限があります。
21歳までに初段に昇格しなければなりません。
さらに、26歳のリーグ終了までに四段にならなければ奨励会退会。
ただし、リーグ戦に勝ち越せば在籍できますが、それも29歳まで。
こうした諸条件をクリアできずに失意のうちに退会。
中には精神に変調をきたしたり、ギャンブルに逃げたり、信仰宗教にハマったり・・・。
少数の栄光の影には、こうした悲惨な人生も数多くあるようです。
プロを目指す子どもたちの中には、将棋に専念するため高校に進学しない者も少なくないとか。
藤井4段も、学校に行きたくない・・・と言うことがあると、お母さん。
「高校進学はどうなるのでしょうか。心配です」
藤井四段は、たしか名古屋大付属中の生徒さん。
地下鉄東山線の本山駅から坂道を上っていったところに学校があったはず。
40年以上も昔、坂道の途中の店で、高くて不味いフランス料理を食べたことを思い出しました。