先日、都心に出かけた時のこと。
家電量販店に立ち寄って、外付けのハードディスクを1台買いました。
数年前に買った500GBのディスクがいっぱいになったので、取り替えるためです。
2TBのものを買ったあと、家電売り場に寄ってみました。
いずれ掃除ロボットを買いたい、と思っていたので、ちょっと見ておこうと思ったのです。
実演コーナーがあり、ロボット君が散らかった紙くずをキレイに掃除していました。
しばらくその様子を見ていると、店員がそばに寄ってきて云いました。
「ロボットに興味がおありですか? もし、よろしかったら他のロボットも見ませんか?」
まだ製品化されていないロボットの幾つかを見せてくれるというのです。
奥まった一室に案内されると、そこには人型のロボットが数台並んでいました。
高さは50センチくらいのものから150センチくらいまで、さまざまです。
どれも身に衣装をつけていないので、老若男女のハダカのマネキンみたいに見えます。
お客様にご挨拶して、と店員がその中の一体に声をかけました。
「いらっしゃいませ。サクラと申します。何なりとご用をお申しつけください」
上体を前に折りながら頭を下げる動作は、ロボットと思えないほどスムーズです。
ちょっとこの袋を持ってみて、というと、はい、と返事をします。
そして、右腕を伸ばして袋を受け取りました。人間とほとんど変わらない動きです。
へ~っ、ロボットもここまで進化しているのか・・・・驚きです。
思うにかなり高度なAIソフトが組み込まれているようです。
試作品ということを承知してもらえるなら、売ることもできるそうです。
値段はちょっとしたクルマ並み。でも、クルマを持つと思えばね・・・・。
何をさせたいか、見た目はどんな感か、声は、言葉遣いは、性格は・・・・
ペーパーで50ほどの質問に応え、店側で初期カスタマイズしたあと届けてくれます。
それ以降の調教?は、お客の自己責任でお願いします。
昨日、電話があって、わたしの注文品の秘書ロボットが午後に届きます。
どんな調教をしようか・・・・あれこれ楽しく考えている4月1日の朝です。
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