ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

一樹の蔭に休む

2013-08-10 | 日記


高原の小高くなった丘に一本の樹が生えています。
空はどこまでも高く、どこまでも広く、どこまでも青く続いています。
涼風に乗って一面に咲く花の香りが漂っています。

このあたりは昔、宝木塚と云ったそうですよ。
樹の根元に寄りかかって座っていた老人の1人が呟きました。
そうなんですか、将軍家の鷹狩の場所でもあったようですね。
並んで座っていたもう一人の老人がそう言いました。
そうそう、将軍は吉宗でしたか、お茶屋の娘に介抱されて・・・・。

それにしても気分の良い日ですね、こんな日に眠るように死ねたらいいと思いませんか。
さ、どうでしょう、死ぬのがもったいないような気にもなりませんか。
それもそうですね、今日は死ぬのをやめて、明日にしようか、なんて・・・・。

・・・・夢というのは、奇妙に現実や過去の記憶などと入り混じっているものです。
昨日、区役所の食堂で出会ったお爺さんとの会話が夢で再現。
舞台は、何度も行ったことのある信州の高原でしょう。

一本の樹というのは「一樹の蔭一河の流れも他生の縁」からの連想でしょうか。
死の話題は、老人の1人暮らし→孤独死、の勝手な想像かも。
あるいは、95歳のお父さんをつい最近亡くした方の家に、昨日、サポートに行ったからでしょうか。

夢から覚めてみれば、予想気温37度の暑さ。
死ぬとすれば熱中症?・・・・いやですね、どうせ死ぬならもっと気持ちの良い日に死にたい。
と、夢かうつつかまぼろしか状態。

あのお爺さん、パソコンなんか使うのでしょうか?
週に1回デイケアに通って、それも3時には帰ってくると云っていました。
たしか、新聞もゆっくりと読みたいので・・・・と。

たぶん、ITとは無縁の生活のような気がします。
でも、そんなことはどうでもよいことなのかもしれません。
モノの縁よりヒトの縁・・・・が大事ですから。

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