下旬から始まるパソコン指導ボランティア養成講座。
そのテキスト作りがなかなか進まず、まるでカメの歩みのよう・・・・。
どうしてかというと、パソコンの基礎に重点を置こうとしているからです。
基礎なら簡単じゃないの?
と思われるかもしれませんが、わたしの考えは「基礎ほど難しい」です。
パソコン教室でも基礎から入門、活用へとコースを組み立てています。
まずは基礎コースでマウス操作や文字入力などを学びます。
それが終わったらネット入門、ワード入門、エクセル入門など、いわゆるアプリ学習に進みます。
ところが、かなり多くの人が入門レベルで苦労し、困っているようです。
そういう人たちを見ていると、基礎がわかっていない、としばしば思います。
わたしがいう基礎は、マウス操作や文字入力のことではありません。
もっとそれ以前の、パソコンはなぜ動くのか、といったことです。
こうしたリクツは、どこのパソコン教室でも殆ど教えることがありません。
わたし自身、パソコンは理屈でなく身体で覚えましょう、みたいなことを云います。
そう云いながら、ほんとは理屈を知っておくと理解も早くなるんだけど、とも思っているわけです。
理屈というのはなかなかとっつきにくいものです。
若いうちならともかく、今さらブール代数やシャノンの情報化定理などは無理でしょう。
でも、そこまでは無理にしても、ちょっと切り口を変えることでもう一歩基礎に近づけないか。
たとえば、アナログとデジタル。
デジタルなんか、パソコンの基礎中の基礎的言葉ですが、いまさら訊くのは恥ずかしい・・・・。
ビットやバイトだって、ほんとに理解しているかどうかあやしい。
プログラムとソフトウェア、どこがどう違うの?
養成講座の受講者はすでに日常的にパソコンを使いこなしている人たちでしょう。
だからネット、メール、ワード、エクセル・・・・などのアプリ操作は不要。
だったら、もっと基礎の基礎に近づいて行くのもいいんのでは?、と考えているわけです。
ところがやはり「基礎ほど難しい」・・・・で、遅々としてテキスト作りは進みません。
で、コスモスはどうなったかな、満開になったかなあ。
気分転換で写真を撮りに行ったりしながら、戻ってはカメの歩みを続けているところです。
読んだらボタンをポチッと押してね!