ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

下手な考え休むに似たり

2015-06-12 | 日記

 

若いころ、失恋を経験しました。10代後半、思春期の頃。

自分が想うほどには相手は思ってくれず、片思いでした。

想う人には想われず……世の中、ままならぬものと知った最初の経験です。

 

人それぞれに思っていることは違う、ということも学びました。

同時に、他人は決して自分の思い通りにはならない、ということも。

こうした体験は、けっこう、その後の人生に影響を与えたような気がします。

 

それから数年、われ思うゆえにわれあり、の言葉を知りました。

疑おうと思えばすべては疑える、ところが疑っている自分そのものは疑えない。

というようなところですが、そうなんだろうか、と違和感が残りました。

 

昨日、パソコンに飽きて寝転んでいて、その二つのことが思い出されました。

たぶん、脳の中にトゲのように刺さった記憶になっているのでしょう。

それから50年経っていますから、わたしも様々な経験をしているはずです。

 

ただ、わたし、思う、他人、というのは、人生の基本ワードです。

そういうこともあって、忘れられない記憶となって、わたしの一部になっているのでしょう。

この世界とわたし、わたしとあなた、知らない人の存在……。

 

とりとめのない想念のままに時間だけが過ぎてゆきました。

仏教には、無我、という言葉もあります。

われ思うところのわれは無し……デカルト先生とは真逆の考えなのか、そうでないのか。

 

思うわれだけを信じるデカルト先生は精神主義か。

別に恋愛関係でなくても、あなたなくしてはわたしもないのではないのか。

すべてはひとつではないのか、あるいはすべて関係性だけで尽きるのではないか……。

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