「ペイントエディターで自分の好きな背景も描けます」
先生が簡単にやり方を説明すると、それだけで子どもたちは自由に描き始めます。
中にはなかなかセンスのいい模様や色遣いをする子も。
Scratchプログラミング講座の一コマ。
子どもの脳は柔軟、あれこれ細かいことは指図せず、思うがままにやらせたほうがいいのでは。
あらためてそんな感想を持ちました。
わたしの子どもの頃の教育のほうが、今よりは自由だった気がします。
忘れているだけかも知りませんが、ああしろ、こうしろ、とうるさく言われた記憶がありません。
先生や親から見放されていたせい?
勉強嫌いで遊び好き。
今で言う多動性障害児みたいなところがあったらしく、親も何度も学校に呼ばれたとか。
それでも、そこそこフツーの人間に育ったのだから・・・。
人生、遊びをせんとや生まれけむ、です。
やって楽しいこと、面白いことなら、たとえ難しいことでも人はやろうとするものです。
でも、何が楽しく、何が面白いかは人それぞれ。
だから、子ども教育も画一的であるよりも多面的であったほうがよい。
とはいえ、そうなると教える側が多様性を抱え込んでいないといけないから、それもタイヘン。
そのあたりが教育の永遠の課題なのかもしれません。