暮れのニュースで目を引いたのがアマゾンの飛行船倉庫。
約14キロメートル上空に倉庫を吊るした飛行船を浮かべる。
倉庫の中の宅配商品を、同じく積んである配達用の無人飛行機(ドローン?)を使って運ぶ。
また、飛行船倉庫の商品在庫や燃料補給には小型飛行船を使う。
そんな構想の特許を昨年4月に米国で取得していたそうです。
飛行船というと広告宣伝やスカイツアーなどに使われています。
が、これからは地上を這う?流通業も空からの流通時代に入るのかもしれません。
昼過ぎにネット注文した品物が夜には届きます。
それで十分とは思いますが、おそらく事業者側としてはもっと流通コストを下げたいのでしょう。
無人配達、用地確保不要の空中倉庫・・・といったところがキモでしょうか。
アマゾンは今年からコンビニストアにも進出するといいます。
そのウリは、レジレス、つまりレジ精算が不要の点。
入店時にアプリ認証し、棚から必要な商品を手に取るだけで決済完了します。
昨日買い物に出てレジで長時間待たされました。
だから、そんな店が近くにあればたしかに便利。
これまた画像解析、センサーヒュージョン、ディープランニングなどAI技術によるもの。
でも、便利さだけに取り囲まれる暮らしや人生というのもどうなんでしょう?
不自由さがあってこそ自由の有り難さがわかります。
便利なことだけが当たり前の世の中になったら・・・なんだか人生、つまらなくなりそう。