ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

違いがわからない男、わかる女

2013-11-19 | 日記


天野氏追悼の特集記事を新聞で読みました。
80年代からそれぞれの年代を代表するようなCMコラムの再掲記事です。
とりわけ、80年代のコラムが面白かった。

「違いがわかる男」がもてはやされるのは、それだけ違いがわからない男が多いということ。
その証拠に、「違いがわかる女」なんて言葉はあまり聞かない。
女はもともとデリケートで、違いがわかって当たり前だからだろう。

それはたしかに、そうだよね。わたしもそう思います。
ほんとにデリカシーに欠ける男の多いことには、同性のわたしも時にウンザリ。
もう少し違いがわかれよ、と云いたくなることをずいぶん経験しました。

男が分かる違いというのは、機能や性能の違い。
それをモノサシにして「いい悪い」を判断する。
だから、今の時代のようにすべての商品の品質がよくなってくると、たちまち違いがわからなくなる。

炯眼ですね。たしかにそういう面があります。
パソコンの機能や性能に拘るのはたいてい男、わたしもどちらかといえばその一人です。
で、ここからがコラムの面白いところ。

その点、女は「いい悪い」のほかにも「好き嫌い」のモノサシも持つ。
だから、似たり寄ったりの商品でも歴然とした違いを発見する。
それは男をえり分ける時の手法とまったく同じだ。

ここで男が出てくるとは・・・・爆笑。
そうか、女のデリカシーの根源は「好き嫌い」であったか。
ということでコラムの最後はこう続く。

それができずに女たちに「バカね」「センスないわね」・・・・
などとさげすまれている「違いのわからないボクたち」は、ホント、かなしい。

というわけですが、わたしも、ほんと何度かなしい思いをしたことか。
あれこれと考えたあげくのことをカミさんに話す。
「あら、そんなこと当たり前じゃないの、バカね」

日曜日にもそんなことがありました。
寝転んでいた時、iPadのカメラに映った部屋が意外に新鮮。
こうして見ると、シンプルでなかなかいいね、この部屋も。
「あら、いまごろ気がついたの、バカね」

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