昨日は七夕、織姫、彦星の燃える想いが伝わってくる暑さでした。
会いたかったよ~、会いたかったわ~。でも、ほんと、暑いわね~。
土曜日、下校途中の小学生に会いました。
短冊をぶらさげた小さな笹の枝に持っています。
七夕か、懐かしい! 今どきの学校でも、こういうことをやっているのですね。
荒海や佐渡に横たふ天の川 芭蕉
荒海なのにどうして星が出ているの?
天の川が佐渡に横たわって見えることはない、という天文学者らの研究もあるようです。
ま、そんなかたいこと云わないで、想像の文学として楽しみましょう。
芭蕉の「銀河の序」という紀行文には次の描写があるようです。
北陸道に行脚して越後の国出雲崎といふ所に泊る(中略)
日既に海に沈んで月ほのくらく銀河半天にかかりて星きらきらと冴えたるに、
沖のかたより波の音しばしばはこびてたましひけづるがごとく腸ちぎれて
そぞろにかなしびきたれば草の枕も定まらず、墨の袂なにゆえとはなくて
しぼるばかりになむ侍る
冒頭写真は「新潟星紀行」サイトよりの引用です。
昨日は終日、暑さでムッとする部屋の中で汗かきながら資料や本の整理。
東京オリンピックの招致うちわが出てきました。
前回2016年の招致が不首尾に終わったときのものです。
そういえば、招致に使った巨額の費用の使いみちも結局はウヤムヤ・・・・。
今回2020年の開催都市が決まるのは2か月後。
この日なら願い事が叶うかも・・・・と代表選手らが決起集会?
なのに、落選のうちわなんか見つけ出してきて・・・・ほんと、意地悪なんだから!
夕立が来ました。やっぱり夏の風物誌の一つですね。
夕立ちやお地蔵さんもわたしもずぶぬれ 山頭火
雨が上がって窓の外を見たらうっすらと虹がかかっていました。
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