このところタブレット端末に向かう時間が増えています。
昨日も教室用のiPadの一部をメンバーと初期設定してみました。
自分のものはiCloudからのコピーで簡単にできましたが、これは意外に手間取り半日かかりました。
といってもiPadの問題ではなく、メールの問題。
サーバーにアドレスを確保したのですが、急いで作ったせいか送受信ができない。
何度かパスワードも設定し直したのですがNG。
あきらめてGメールを使うことにして、それを必要数分確保してリトライ。
途中で当番の人にiTuneカードを買いに行ってもらうなどのハプニングも。
なかなか思い通りにいかないものです。
タブレットを買っても初期設定に苦労している人も多いのでは?
そんなことを思いましたので、そんな人のサポートもしていく必要がありそうです。
昨年、福島の4自治体が原発事故で非難している住民にタブレット端末を配りました。
ところがその利用率は配布所帯の1割~3割程度だったそうです。
高齢者層にはパソコンなどのIT機器にかなり抵抗感があるためです。
それがタブレットに変わっても、事情は似たようなもの、ということなのでしょう。
昨年からタブレットを使ってみてわたしが感じていること。
操作はたしかにラクかもしれませんが、機器の利便性としてはまだまだの気がします。
色々なことができるアプリが数多くありますが、ただそれだけという感じ。
パソコンの世界でも同じですが、こちらはアプリ機能が高度な面、まだ使用価値がある。
シニアにタブレット、の方向は確実なのでしょう。
でも、問題はそれを使って何をするの? というところです。
健康管理、脳トレなど個々のアプリだけじゃ、所詮はダメじゃないの?
IT機器もすべての機器と同じように、生活を豊かにするためにあるわけです。
そのためには、どんなサービスが必要か、が出発点なのだと思います。
そこを忘れてしまうと配布して終わり、買ってちょっと使って終わり、になりかねません。
そのあたりから、わたしたちの教室事業も考え直していかないとダメなのでしょう。
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