NPO・999ブログ    本を読んで 考える力を養おう

「自分のできることを できる時に できる処で」
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私の読後感『僕のお父さんは東電の社員です』

2012年01月22日 | おすすめ本
 「3.11後を生きる」が、日本に住む人々の、今年の大きなテーマであるという。どう生きるか。みんな変わらなければいけないという。どう変わるか、何を変えるか。自分の来し方を思い、行く末に思いをはせる。
 そんな時、映画監督の森達也さんが著作、毎日小学生新聞編集になる『「僕のお父さんは東電の社員です」小中学生たちの白熱議論! 3.11と働くことの意味』(現代書館 1470円)を読んだ。そして考えた。
 テレビに出るエライ評論家先生などから「被告」とまでののしられる東電にも、普通の社員がいて、お父さんお母さん、あるいはお兄さんがいて「生活」している人たちがいるのだ。もちろん原発事故の福島の現場で頑張っている関係の人びともいる。
 今年から、自分と異なる考え方や立場の人の「なぜ」に考えを及ばせながら、本を読んだり文章を書こうと思う。(看雲想居士)

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