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信大学教授・小池健一氏「放射能と子供たち――チェルノブイリ、イラク、そしてフクシマ」講演会

2014年11月17日 | 信州岩波講座
秋晴れとなった10月26日、須坂市シルキーホールにおいて、
信州岩波講座15周年記念「臥龍塾」として、小池健一氏の講演会が開催されました。




 小池氏は、パワーポイントを使って、さまざまな統計・データを示しながら、チェルノブイリ、イラクにおける原発事故後の人体への影響等について講演。福島の子供たちと放射能の関係については、医師としてみてきた先生の見解も示され、現状を知ることができました。



 後半は信濃毎日新聞論説主幹・丸山貢一氏との対談が行われ、前半のやや専門的な講演を噛み砕くかのようなかたちで進められました。聴講者からも「講演はやや難しかったが、対談はとてもわかり易かった」との声が聞かれました。
 対談後、聴講者から質問を受けましたが、それぞれマイクを握り自らの経験と思いのこもった質問がなされました。「質問票」によるメセナ大ホールでの本講座とは趣がだいぶ違い、「講座らしい」雰囲気が出ていました。
 最後に理事長の「これも信州岩波講座です」との印象に残る閉会のあいさつで締めくくりました。