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【101102】イノシシの捕獲が激増

2010年11月24日 | 獣害-状況
イノシシの被害についての記事。
ここでのポイントは、ミミズを食べていたイノシシが、近くにあるミカンの味を覚え、被害率が増大したという話。

初動が大切という教訓ですが、完璧には無理ですよね。
夜間に必ず狙ってくるのであれば、わなの設置が有効なのでしょうか。


~ 転載 ~

 蒲郡市でイノシシの捕獲が激増している。市が設置した箱わなや囲いわな14基に10月だけで25頭が入り、4月からの累計が59頭となった。露地ミカンの被害も増えており、対策に苦慮した市は先月20日、市鳥獣被害対策協議会(会長・石川賢治JA蒲郡市組合長)を設立した。

 市がわなを仕掛けたのは昨年9月。以後月に3―4頭のペースで捕まり、今年3月末までの約7カ月で26頭を捕獲した。だが、4月ごろからはほぼ倍のペースで増え始め、10月末までの7カ月で59頭となった。

 出没するのは、露地ミカンを栽培している市北部の山間部。当初は、傾斜地にあるミカン畑の土留めの石垣を壊してミミズを食べていたが、最近は実をつけたミカンの味を覚え、被害が広がり、1割以上を食べられた畑もある。

 夜行性のためほとんどは夜間に出没しているが、中には往来の激しい山間部の幹線道路を横切ろうとして車にはねられるケースもある。

 同協議会では来年度以降、ミカン畑の周囲に電気柵(さく)を設けたり、農家自身がわなを仕掛けられるよう、使用許可の講習会を開くことなどを検討。わなの数も大幅に増やしたいとしている。

東日新聞

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