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【110121】知床にアフロ鹿!? エゾジカ急増…駆除に苦慮

2011年02月13日 | 獣害-状況

~ 転載 ~

 世界自然遺産の北海道・知床半島。羅臼町の浜で、網が角に絡みついたエゾシカに遭遇した。防護網から逃げた際に絡んだとみられ、地元では髪形から“アフロ鹿”とも。エゾシカの数は増え、被害も増加。しかし、駆除のハードルは高い。

     ◇

 平成17年に世界自然遺産に指定された北海道知床半島で、増えたエゾシカの駆除に苦慮している。関係者は「自然植物が破壊されてしまう」と嘆く。

 角に網が絡みついたもじゃもじゃ頭の“アフロ鹿”が羅臼町の昆布浜をゆったりと歩いていた。植木や家庭菜園を食べるため民家に下りた際、防護網に使われた古い漁網に絡まり、そのまま逃げたと思われる。

 知床の動植物などの調査研究を行っている知床財団によると、知床のエゾシカの数はここ20年で急増。17年の調査では1万頭近いエゾシカが生息していることが分かった。

 これに伴い、被害も増加。北海道によると、21年の農業・林業の被害額は元年の3・5倍に達した。増えすぎたシカが樹皮を食いちぎり樹木を枯らしたり、たくさんの新芽を食べてしまう事態も起きている。

 駆除が必要だが、世界遺産の指定で駆除が難しくなった上、ハンターの高齢化▽資金不足▽シカを食べる文化がない-などで容易に減らすことができない。

 知床財団の石名坂豪研究員は「現状では規制にがんじがらめで、頭数調整の策が打てない」と頭を悩ませている。


産経ニュース


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1 コメント

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Unknown (名無し)
2013-02-01 12:59:50
鹿対策に狼の導入 日本オオカミ協会ホームページの"Q&A"参照
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