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【071029】カキもいで、獣害防止 白山・河原山町 ボランティアが採取

2007年10月29日 | 獣害-対策:サル
 県白山自然保護センターの「河原山カキもぎボランティア」は二十八日、白山市河原山町一帯で行われ、参加者はクマやサルが侵入する原因となるカキの実を採取しながら、人と野生動物のかかわり方などについて考えた。

 河原山町は同市仏師ケ野(ぶしがの)町とともに、「仏師ケ野柿」の産地として知られた。かつては市場へ出荷していたが、現在では自家消費のみとなっている。出荷が盛んだったころの名残で集落周辺には今もカキの木が多く、獣害の一因となっている。昨年十月には同町の男性が、茂みの中から突然現れたクマに襲われ、全治約二週間のけがを負った。

 作業には県内から五十五人が参加。先端に切れ込みを入れた竹ざおを使い、カキを次々ともぎとっていった。県電気工事工業組合の協力で高所作業車も出動し、子どもたちが高い場所に実ったカキを落とした。作業後には同町住民がカキのさわし方やジャムの作り方を説明した。

 同センターによると、今年はブナやミズナラなどの着果はおおむね平年並みで、同町周辺でもクマによる目立った被害は出ていないという。
(石川県)

北國新聞
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20071029104.htm

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