住民によって対策をするという基本的な考え方が功を奏している、という内容です。
ただ、気になるのは美浜町が委嘱しているという点。
これがインセンティブになっていたとしても、どこかの時点で循環する仕組みに置き換えることができればいいなと思います。
来年、再来年の状況に期待ですね!
~ 転載 ~
美浜町リーダー40人委嘱
サルやイノシシによる農作物への被害に悩む美浜町が、今年度から町民を対策推進員に委嘱し、わなを仕掛ける免許取得の費用を助成する取り組みを始めたところ、町内での捕獲数は前年度比で3割以上増加と、“素人ハンター”の活躍が大きな成果に結び付いている。農業者の間にも、「自分たちの作物は自分たちで守る」という意識が芽生えつつあるようだ。
町のまとめでは、獣による農作物の被害額は調査開始の2007年486万円▽08年1002万円▽09年889万円▽10年1003万円――と増加傾向にあり、対策の強化を常に農家側から要望されていた。
そこで町は昨年4月、町内の各集落に「有害鳥獣対策集落推進リーダー」を置くことを決め、約40人に委嘱。また、毎年度2回(今年度から3回)行われる「わな猟免許」試験の申請手数料5200円のうち、3分の1相当の1730円も助成することにした。
町は免許を取得したリーダーらに、通年で有害獣を捕獲できる許可を与え、さらに、おりのわな(縦2メートル、横1メートル、高さ1・2メートル)も貸与。約50個が貸し出され、各リーダーがそれぞれ、集落で狙い定めたポイントに設置した。
その結果、町が捕獲の対象とするサル、イノシシ、シカの3種について、猟友会による捕獲も合わせ、昨年度1年間の捕獲数合計約600匹に対し、今年度はすでに昨年11月末時点で約800匹に上り、大幅増の見通しとなっている。
設置したわなでイノシシを捕まえた同町佐野の野口集落のリーダー高木悟さん(67)は「今までは農作物が荒らされても頭を抱えるだけだったが、自分たちにもやれることがあるとわかった」と手応えを感じている。
町農林水産課の浅妻孝彦課長は「町の手助けはわずかなものかもしれないが、行政だけでなく農業者自身も獣害対策への意識を持ってもらうことが大切。ともに町の農作物を守っていきたい」と話している。
読売新聞
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これがインセンティブになっていたとしても、どこかの時点で循環する仕組みに置き換えることができればいいなと思います。
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美浜町リーダー40人委嘱
サルやイノシシによる農作物への被害に悩む美浜町が、今年度から町民を対策推進員に委嘱し、わなを仕掛ける免許取得の費用を助成する取り組みを始めたところ、町内での捕獲数は前年度比で3割以上増加と、“素人ハンター”の活躍が大きな成果に結び付いている。農業者の間にも、「自分たちの作物は自分たちで守る」という意識が芽生えつつあるようだ。
町のまとめでは、獣による農作物の被害額は調査開始の2007年486万円▽08年1002万円▽09年889万円▽10年1003万円――と増加傾向にあり、対策の強化を常に農家側から要望されていた。
そこで町は昨年4月、町内の各集落に「有害鳥獣対策集落推進リーダー」を置くことを決め、約40人に委嘱。また、毎年度2回(今年度から3回)行われる「わな猟免許」試験の申請手数料5200円のうち、3分の1相当の1730円も助成することにした。
町は免許を取得したリーダーらに、通年で有害獣を捕獲できる許可を与え、さらに、おりのわな(縦2メートル、横1メートル、高さ1・2メートル)も貸与。約50個が貸し出され、各リーダーがそれぞれ、集落で狙い定めたポイントに設置した。
その結果、町が捕獲の対象とするサル、イノシシ、シカの3種について、猟友会による捕獲も合わせ、昨年度1年間の捕獲数合計約600匹に対し、今年度はすでに昨年11月末時点で約800匹に上り、大幅増の見通しとなっている。
設置したわなでイノシシを捕まえた同町佐野の野口集落のリーダー高木悟さん(67)は「今までは農作物が荒らされても頭を抱えるだけだったが、自分たちにもやれることがあるとわかった」と手応えを感じている。
町農林水産課の浅妻孝彦課長は「町の手助けはわずかなものかもしれないが、行政だけでなく農業者自身も獣害対策への意識を持ってもらうことが大切。ともに町の農作物を守っていきたい」と話している。
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