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【080124】若狭でアライグマ被害深刻 畑荒らし民家侵入

2008年01月25日 | 獣害-アライグマ・ハクビシン
 高浜町など若狭地方を中心に、特定外来生物のアライグマの出没が増えている。畑荒らしや民家侵入などの被害が出ており、県自然保護課は、新年度に防除計画を策定することを検討している。

 アライグマは、かわいいルックスに反して、どう猛でつめが鋭く、あごの力は人間の指をかみ切るほどだという。家屋荒らしや農作物への被害のほか、爬虫(はちゅう)類や両生類を食べる可能性もあり、生態系への影響も懸念されている。

 県嶺南振興局地域農業振興課によると、アライグマの被害は、10年ほど前から、大阪府など近畿地方で問題になっていたが、若狭地方でも5年前から出没が目立ち始め、ここ2、3年で増加しているという。

 同町青、農業竹中怜さん(72)は「鋭いつめでコンクリートの柱も登り、畑をむちゃくちゃにする。食べごろのよく熟れたブドウを取っていく。被害は大きすぎる」と怒る。同町の馬居寺(まごじ)に設置したおりには、昨年10-12月に7匹がかかった。町は「夜行性だから生態がつかみにくく、ねぐらの特定やおりの仕掛け場所を絞りにくい」と話す。

 県は自治体に対して捕獲経費の補助を出しているほか、本年度末には、生態や見分け方、生息状況の情報収集を呼び掛けるチラシを全県に配布する予定だ。 
(福井県)

中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20080124/CK2008012402081782.html

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