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【100907】野生化アライグマ紙芝居

2010年09月29日 | 獣害-アライグマ・ハクビシン
子どもたちに知ってもらうきっかけとして、紙芝居は有効だと思います。

そういえば、以前関わったNPOの活動の一環で紙芝居を作成したことがあります。
最も話術がてんでダメだったので、十分な効果は得られなかったのですが・・。

アライグマに限らず、様々な獣害と言われるものも人間との関わりが大きいことには違いありませんよね。

「理解」には至らなくとも、考える「きっかけ」になれば十分意義のあるものではないでしょうか。

~ 転載 ~

県が作製、生き物の大事さ伝える

 野生化したアライグマの危険性と生き物の大事さを子供たちに分かってもらおうと、県が紙芝居「あらいぐまくんのおはなし」を作製した。アライグマによる作物や文化財などの被害は県内外で問題となっており、作画を担当した科学技術振興機構職員の川野智美さん(40)(大分市)は「生き物について考えるきっかけになれば」と呼びかけている。

 県によると、アライグマは、カナダやアメリカからペット用として日本に持ち込まれた。しかし1980年代から野外に逃げ出したり、飼い主が捨てたりして野生化し、全国で作物などを荒らす被害が発生。2005年に外来生物法が施行されてからは飼育や売買、投棄が禁止されている。

 そこで県は昨年、県内のアライグマの生息調査を実施。チラシやポスターで目撃情報を募っていた。

 それを知った川野さんは、紙芝居を作製することを県に提案。兵庫県三田市の自然学習センターに勤めていた6年前、アライグマをテーマにした紙芝居を作った経験があったからだった。

 紙芝居は、人間のエゴによってペットだったアライグマが山に捨てられ、作物をあさって食べたり、住宅に住み着いたりして人間に迷惑を与えるストーリー。 川野さんがパソコンの作画用ソフトを使って約3週間かけて描いた。県は100部を作製し、8月末から県内32か所の公立図書館に配布。うち50部については、希望のあった小学校や保育園などに配るという。

 県内では、大分、臼杵、由布、豊後大野市でアライグマの生息が確認されているほか、多くの市町村でも目撃されている。

 県景観自然室は「私たち人間に責任のある問題。紙芝居をきっかけに、アライグマを始め野生化した外来生物の現状を知ってもらいたい」と話している。

読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20100906-OYT8T01261.htm


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