~ 転載 ~
兵庫県などが食用として普及を進めているシカ84 件肉を使ったソーセージが24日、香美町村岡区の小中学校などの給食に登場した。シカによる農林業などの被害は全国的に増えており、県内でも年間約2万頭が捕獲されている。今回は「シカ肉の本当の味を知ってほしい」と区内の薫製工房が提供。子どもたちは「おいしい」と、笑顔でかぶりついていた。
同区福岡の薫製工房「香味煙」が、区内の1中学校と3小学校の児童生徒、3幼稚園の子どもたち、教職員計550人に1本ずつ贈った。
香味煙の地元・兎塚小学校では、児童や隣接する幼稚園児計108人が味わった。大半の子どもは初めてで、3年生の教室では17人が先生からソーセージの材料などの説明を聞いた後で食べた。男児(9)は「歯ごたえがあるけど、普段食べてるウインナーより、脂がのってておいしい」と笑顔だった。
シカ84 件肉はヨーロッパなどでは高級食材とされるが、日本では捕獲されたシカのうち、食用などに利用されているのはごく一部。香味煙の井上利夫さん(72)は「おいしく食べていただけたのはありがたい。またシカ肉などのおいしさを紹介する機会をつくりたい」と話していた。
神戸新聞
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