~ 転載 ~
国民宿舎「余呉湖荘」(長浜市余呉町)を運営する「ラ・余呉湖はごろも」は独自の食品乾燥技術で、鹿とイノシシの肉からジャーキーの新商品「賤ケ岳(しずがたけ)鹿丸」と「賤ケ岳猪(いの)吉郎」を開発。10日から同荘で販売を始める。鹿の肉は食用利用率が低く、新ジャーキーは獣害駆除の有効利用に一役買いそうだ。
岐阜県内の業者が開発した「減圧平衡発熱乾燥法」を使い、特殊な乾燥機で鹿やイノシシの肉を乾燥。従来の石油ボイラー方式より、栄養価や味を保つジャーキーを開発したという。
余呉湖周辺の野山でも鹿やイノシシなどによる農産物の獣害被害が続いており、同荘は、地元猟友会などが駆除した鹿やイノシシの肉を購入。鹿では大半が投棄される手足などの硬い肉も乾燥機に入れて商品化。両ジャーキーとも3枚(30グラム)390円で売り出す。同社の岩井一夫社長(61)は「鹿肉カレーやイノシシ肉ラーメンも発売の予定。鹿肉の大半が食用肉として利用されずに捨てられており、有効利用にも役立つのでは」と話している。
問い合わせは同荘(0749・86・2480)。
毎日新聞
ランキングに参加しています。鳥獣害の状況・対策を多くの方に見てもらえるよう、クリックをお願いします!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
人気blogランキングへ