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【110208】ジャーキー:「余呉湖荘」運営会社、駆除の鹿・イノシシを商品化

2011年02月21日 | 獣害-利用

~ 転載 ~

 国民宿舎「余呉湖荘」(長浜市余呉町)を運営する「ラ・余呉湖はごろも」は独自の食品乾燥技術で、鹿とイノシシの肉からジャーキーの新商品「賤ケ岳(しずがたけ)鹿丸」と「賤ケ岳猪(いの)吉郎」を開発。10日から同荘で販売を始める。鹿の肉は食用利用率が低く、新ジャーキーは獣害駆除の有効利用に一役買いそうだ。

 岐阜県内の業者が開発した「減圧平衡発熱乾燥法」を使い、特殊な乾燥機で鹿やイノシシの肉を乾燥。従来の石油ボイラー方式より、栄養価や味を保つジャーキーを開発したという。

 余呉湖周辺の野山でも鹿やイノシシなどによる農産物の獣害被害が続いており、同荘は、地元猟友会などが駆除した鹿やイノシシの肉を購入。鹿では大半が投棄される手足などの硬い肉も乾燥機に入れて商品化。両ジャーキーとも3枚(30グラム)390円で売り出す。同社の岩井一夫社長(61)は「鹿肉カレーやイノシシ肉ラーメンも発売の予定。鹿肉の大半が食用肉として利用されずに捨てられており、有効利用にも役立つのでは」と話している。
問い合わせは同荘(0749・86・2480)。


毎日新聞


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
猪、鹿肉有効利用について (岩井 一夫)
2011-05-05 11:03:30
猪・鹿ジャーキーを開発しました余呉湖荘の岩井です。獣肉の利用という全く未知の分野に取り組んで2年になります。猪や鹿の肉が85%以上投棄されている事を知ったのが2年前で、その前に何故これらの肉が高額なのか不思議に思っていました。それが利用度が低い為と解り、それでは投棄される肉を利用しようと考えて取組みました。また、骨類もスープとして利用できないかとフランスでジビエ料理を学ばれて、日本人でも殆どおられないMOF(フランス国家技術認定者)である美ノ谷シエフにご指導いただき、ジャーキーと猪ラーメンを完成しました。当然食肉加工の許可が必要であり、要件を満たし本年3月に滋賀県より許可をいただきました。しかし、季節性がある為に、ビジネスに乗せるのが困難です。夏以降の害獣駆除に頼るしかないのが現状です。今後も他地区からの材料入手が必要と考えて模索しております。
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Unknown (名無し)
2013-01-30 17:47:36
鹿対策に狼の導入 日本オオカミ協会ホームページの"Q&A"参照
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