~ 転載 ~
鳥取県東部地区で捕獲されたイノシシ肉「因州しし肉」の試食・意見交換会が1日、鳥取市鹿野町今市の国民宿舎山紫苑であった。同市内の旅館や飲食関係者ら約70人が参加し、工夫を凝らした多彩なメニューを堪能しつつ、有害鳥獣肉の消費や販路について意見を交わした。
東部総合事務所管内では本年度(昨年12月現在)の野生鳥獣による農作物被害額は約2200万円、このうちイノシシ被害は約7割を占める。有害捕獲団体などでつくる市有害鳥獣肉利用促進協議会が「鳥取県猪鹿肉流通モデル事業」の一環として企画した。
会場には地元産みそを使ったぼたん鍋をはじめ、「しし肉と根菜のポトフ」「しし肉包みご飯温玉ソースかけ」「ホウジョウ赤ワイン煮」など同宿舎調理室創作のメニュー13品が登場。参加者は興味津々の表情でビュッフェ台を囲み、厳選された肉の質を一品ずつ味わった。
地元在住で同市西商工会女性部の佐々木千代子さん(58)は「時々しし肉をいただくことがあるが、調理の工夫でここまで変身するのに驚いた。手間を惜しまず一度挑戦してみたい」と絶賛していた。
日本海新聞
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